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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

プラスティック・メモリーズ 第09回『祭りの後』

アニメ

本当は大好きで片時も離れたくないはずなのに、うれしくてしあわせで世界がバラ色に見えてきそうなほどにロマンティックなシチュエーションだったのに、アイラはツカサからの告白を断った。

それは、初めての恋心をもてあました少女のいっぱいいっぱいがついつい口をついて出てしまっただけの、本心とは真逆の言葉だった。


はず。


彼女は、ずっと考えた。

自分のこと、ツカサのこと。
今までのこと、今のこと、そして何より、これからのこと


たった一ヶ月しか余命のない自分がツカサと恋人同士になることは、お互いのためにいいはずがない。

ううん、おそらくは自分のことなど二の次。
少し前の彼女であれば、自分の悲しみを和らげるために他人と必要以上の関係を構築することを拒んでいたのだろう。

いまは、なにより、自分が一ヶ月先には確実に“死ぬ”ことがわかっているのに、ツカサの自分への思いを深くすることは、彼の苦しみを増すだけのことだと、そう思ったはず。


だからこその決心。

ツカサとは、離れる。


そして、一番身近な外野二人。
新人のスポッターと、ベテランのスポッターによる対照的な判断。

ミチルは二人を応援することを選び、カヅキは二人を引き離すことを選んだ。

どちらが正解で不正解と言えるものではないのだろう。
確実に目前に迫っている“死別”をどう捉えるのか。


わたしならどうだろう。
最期は一人を選ぶだろうか、そしてどちらを選んでも感じるであろう後悔で枕を涙で濡らすだろうか。

わかんないねぇ。

……それはそれとして、OP最後のアイラのだらしない口元を晒しながらちらちらツカサを盗み見る仕草がなんとも兇悪です。