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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

艦隊これくしょん ~艦これ~ 陽炎、抜錨します!5

四巻目の発売からおよそ三ヶ月。
さあ、いよいよ『陽炎、抜錨します!』も五巻目の発売です。


特装版 艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!5 (ファミ通文庫)

特装版 艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!5 (ファミ通文庫)


今日、この日を、一日千秋の思いで待っていた提督も多いことでしょう。無論わたしもその一人であることは言を俟ちません。

どうしてここまで本作が愛され期待されるのか。

それは、多くの優れた作品に恵まれた艦これ“公式二次創作”作品の中でも、際だって独自の世界観と作風を貫いていることと、それでいて原作ゲームの設定と比較しても違和感を抱くことの少ない構成の妙だと思うのです。


さて、前置きはこのくらいで。


「軽巡ってこう、外見と違って凄い実力者でおっかないじゃん。だけど阿武隈さんは子供っぽいしゃべり方するし、なんかふわふわしてるし、制服がなきゃ駆逐艦と変わんないわよ。もっと威厳とかなきゃ」


第二章〈右舷〉


今回の初登場キャラの一人、軽巡・阿武隈に対する陽炎の第一印象です。幌筵泊地に派遣された第14駆逐隊を出迎えてくれた現地秘書艦の外見から伝わる頼りなさに、歴戦の兵士である駆逐隊は程度の差こそあれ揃って不信感を抱いてしまうのでした。


阿武隈かわいいもんね。
数多い艦娘の中でもトップクラスに女の子女の子してるもんね*1


鬼の神通の下、地獄の二水戦で仕込まれてきた陽炎の瞳には、萌え系ドジっ子を地で行く(ように見える)阿武隈など、尊敬するに値しない存在の上官だと映るのでしょうか。

「生きてるうちか……。俺たちは死んだらどうなんのかねえ」
「さあ。でも、天国は知らないけど、地獄はあると思うよ。ないと困る」

阿武隈は言った。

「あたしたちはそこに行くんだ」
幌筵を風が吹きすさぶ。二人は寒さを噛みしめながら歩いていた。


第四章〈左舷〉


しかし、そんな阿武隈は、もともと精鋭・一水戦の指揮官です。
見た目通りのふわふわした性格でそんな重責を担えるものか……お話が進むうちに陽炎たちも当然それを知っていくことになるのです。


△▼△


ネタバレしない程度に阿武隈に絞ってちょっと語ってみたことでおわかりかもしれませんが、わたしは阿武隈も大好きなんですよね。
うちの艦隊の軽巡で二番目の練度なんですよ。ちなみに一番上は由良です。三番目が五十鈴で……って、対潜好きなのがばれる趣味ですね。


ともあれ。


ホントに、かわいいですよ、本作の阿武隈。

そして、カッコいいですよ、本作の阿武隈。


阿武隈好き、ってだけで読むべき一冊です。


もちろん、魅力的なキャラクターは阿武隈だけじゃありません。

その他、木曾まるゆ涼風文月といった初登場キャラに、前巻までの再登場キャラの再登場や伏線の回収もばっちり!

満足できること請け合いの最新刊を、ぜひぜひご堪能下さいませ。

あ、幌筵の司令官もいろいろと背負ってる感じのいい男です。
背負っているものの一番大きなものは、最後の最後に気付くでしょう。

ああ、なるほど……って。


以上、終わり。そうだ。今夜はコロッケにしよう。

*1:陽炎も外見はそれなりに少女趣味ですが