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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

月刊少女野崎くん 第12回『この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。』

アニメ

はい、全12話をもって見事な大団円で完結です。


わたしは『野崎くん』は原作の方を先に読んでいたんですよ。

で、まあ原作ファンにはありがちの、アニメに対する挑戦的な視点を持っていたと言いますか、下手を打てば遠慮無く叩いてやろう。原作のすばらしさを事細かくネチネチと比較して語り尽くしてやろう、などと構えていたいやらしい女だったわけですね*1


が、全くの杞憂。或いは肩すかし。


すっげええええええええ、おもしれえの


実際の話、ギャグ四コマのアニメ化でこれ以上を望むのは酷なんじゃ無いですかね。

基本はほぼ原作に忠実に作りつつ、アニメ化には必須のエピソードのつなぎや、音にするとわかりにくい文字のネタを開く程度の軽度なアレンジのみを施しながら、原作とはまた違った最高の作品に仕上げられていたのではないかと、強く感じています。



△▼△


さて、タイトル通りに最終回の話へ移るとします。


一言で、いかもに最終回らしくまとまっていたと申せましょう。

今までの思い出を混ぜ込みながら、我らがヒロイン佐倉千代ちゃんの野崎くんに対するかわいらしい片思いの顛末を、徹頭徹尾30分すべてを使って描き抜いていたラストです。

原作のあちこちからそんなエピソードを抜粋して、身体中がこそばゆくなるような一本のあまあまラブストーリーへと昇華させた絶品の構成。


うん、そこはいい


かわいいし、あったかい気持ちになれたし、嫌いじゃない。


だけど、ひねくれたわたしの残念だった気持ちも吐露させてくれ。


ギャグが少なすぎよね。


やっぱ、この作品はあくまでもギャグだと思うのよ。ラブはサブで、主従関係が逆転したらいけないと思うの。

最後の最後まで大笑いして終わりたかったの。

見ているこっちがちょっと照れちゃうような、ステキな恋の雰囲気にほんわかと微笑を浮かべたかったわけじゃないの。


いやまあ、うん、それはそれで気持ちよかったけどさ。



△▼△



そんな風に、最終回のみに関しては多少以上の不満……いや、構成自体は悪くないと思うから言葉を選ぶなら『残念』感の方が適切かな。うん、そゆのはあった。

だけど、全体的にはホントにすごかったですよ。
今年見たギャグ作品の中ではがんがんどんどんぶっちぎりに最強と呼べる一本だった。


OP曲もED曲も一度聴いただけで購入決定したくらいにいい曲だったし、一話目でのみ違和感のあった千代ちゃんの声*2を除けば最初からこれ以外無いと思える声優さんの配役もお見事。


スタッフの皆様のこの作品に対する全力投球っぷりを見終えた今に至るまでひしひしと感じ続けているほどに。


というわけで、制作陣のみなさまにはこの三ヶ月ほどずっと楽しませていただきました。機会がありましたら是非とも第二期を期待したい! わたしは心よりお待ちしております。


お疲れ様。ともあれ、次回作もがんばって下さい。


ときに。
千代ちゃんの二つリボンとマミコの一つリボンとか、そのへんを使わなかったのは意図的なのかなぁ……二期のために取ってあるとか?

*1:ずっと昔からそんなスタンスですけどね

*2:二話目では真逆にこの声しかないになってましたが