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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

一週間フレンズ。 第01回『友達のはじまり。』


わたしね、楽しかった記憶、月曜日には消えちゃうの


高校二年生の長谷祐樹は、とあるうららかな晴れの金曜日に、一緒に屋上でお昼を食べていたクラスメイトの藤宮香織にそんなことを言われた。

冷たそうで、でも儚げでとても愛らしい香織と友達になりたいと思っていた祐樹は、それを彼女が自分を拒否している言葉だと受け取って盛大に落ち込んだ。

だって、そんな話を信じられるわけがないじゃないか。

土日の休みを挟んで訪れた月曜日の朝、どうしてもあきらめきれなかった祐樹は、精一杯の勇気を出して香織に話しかける。


な……なんですか?


彼女が自分を見る視線に含まれているものは、知らない人間に対する警戒感のみだった。


楽しかった思い出や大事な人のことだけが一週間ごとに記憶がリセットされてしまう。

少し前に話題になった『博士の愛した数式』や海外ドラマのエンタープライズでのエピソードの一つ『留められない記憶』でも描かれていた前向性健忘とは似て非なるものなのでしょう。
これらが脳の物理的な機能障害によって問答無用で一定期間内の記憶がすべて消え去ってしまう症状である一方で、無意識下のものであっても選択的に一部の記憶だけが消される、香織のそれとは全く違うわけですね。こちらはおそらくメンタル面での問題、なのかなぁ?
原作の方でそこまで描かれていませんし、わたしも別にお医者でもないのでこれ以上は推測もできませんけれど。


まぁ、彼女の過去にあった出来事がきっかけということなので、恐らく追々と詳しいことはわかってくるでしょう。


というわけで、原作を読んでいる作品のアニメ化です。
一話時点ではあまり突っ込んだ比較はできませんけれど、原作マンガの雰囲気はうまく取り込んで過不足無くまとめてあったんじゃないでしょうか。

あ、でもね、絵の方はまだちょっと違和感がありますね。
原作の絵の線はもっとぼんやりというかふんわかというか、柔らかいタッチを感じるんですよね。アニメの方はその点で線がきっちりしすぎちゃっているのが多少気に掛かるかなぁ。
あ、とってもキレイに作画は安定していましたけどね。
慣れかな。


ともあれ、今後も期待できそうなアニメ化だったのは確かです。
いいですよね、笑顔の香織ちゃんと、今回のラスト近くで見られた不信感丸出しの目つきのギャップとか。

あと、そうそう、何度だって友達になるんだ、と決心を固めた祐樹くんの活躍も楽しみですね。

来週を正座して待つことにしましょうか。