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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

のうりん 第12回『みんなののうりん』

途中に怪物が乱入してくるハプニングもあったものの、農の姉、つかさが企画した愛生村ツアー<村コン>の目玉イベントに位置づけられる婚活パーティ<あいコン>は、農村での結婚を夢見る多くの若者を集めて大盛況のまま終了した。

さあ、次はいよいよ耕作と農の結婚式だ。
村の神社でウェディングドレスを纏い、お神楽によるウエディングマーチに乗って粛々と催される和洋折衷ここに極まるといった風情の結婚式では、村コン参加者一同が初々しく幸せそうな若い二人の門出を心から祝福しつつ心中で次は自分だと夢見ていたのだが……。


好きとか嫌いとか、理想とか現実とか、都会とか田舎とか。
それはどちらも表裏一体であり、同時に二つの境界は曖昧模糊としたものなのかもしれません。

ふとしたきっかけで農との結婚式が偽装であることがばれてしまった耕作は、参加者へのお詫びの中でおそらく生まれて初めてであろう、心の奥底にしまっていた本音をはき出してしまいます。


こんな田舎は嫌いだ
農業なんてやりたくなかった
「『草壁ゆか』が演じるドラマの中のような都会へ行きたかった




それはまぎれもなく彼の本音。
だけど、正解はひとつ!じゃない。
そう、続けて彼が言ったことは……。





その田舎が自分を愛して育んでくれた
自分の手で育てた作物を喜んでくれる人が居た
「『木下林檎こんな田舎を好きだと言ってくれた



良きにつけ悪しきにつけ、本当の気持ちを口にすればそれを耳にした人の心は動くもの。


いま、彼は自分を育ててくれた田舎に感謝しています。
その気持ちが伝わった参加者たちの胸の中には、このイベントに参加できたことへの感謝の気持ちが、感謝する気持ちそのものの大切さに気付いた思いが、一気に流れ込んでくるのです。


大きな拍手が会場を満たす中、耕作の言葉に不安を覚えた農は、おずおずと尋ねました。


こーたんはやっぱりあたしより林檎っちのほうが好きなの? 田舎より都会の方がいいの?


いいえ。
にっこりとやさしく微笑んだ耕作は、こう答えます。


どっちがじゃないんだ。都会も田舎もどっちも好きでいいんだよ!



農と林檎はボクの両翼だ!!


……ないわー


林檎の左と、農の右。
二人の愛らしい少女達の全力パンチで、お星様になる耕作でした。



△▼△


そんなこんなの、イイ最終回でしたよ。
時折、特にベッキー先生絡みのやり過ぎギャグにイラッとさせられることもあったのですが*1、それも今となってはいい思い出です。


耕作も農も林檎も、留学から戻ってきた継も良田も、わたしのイチオシキャラ・バイオ鈴木も、みんなまだ高校生に過ぎません。
これからも学ぶことは星の数ほどあるでしょうし、迷うことも、悩むことも、諍いも、尽きることなく彼らの身に降りかかることでしょう。

でも大丈夫。
彼らなら、そんなもの軽々と乗り越えていける。
そんな感じの、青春万歳! なラストだったかな。


長くなってきたし、締めよう。

スタッフの皆様、お疲れ様でした。
これからも楽しい作品を作り続けてくださいませ。


では。

*1:最終回の今回にもねぇ