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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

リトルバスターズ! 第23回『あなたの大切なもののために』


クドの故国、テヴアの治安は最悪の一言だった。民族を二分しかねない勢いでの反対運動すら押し切ったロケット計画は大事故による失敗に終わったばかりか、深刻な環境問題すらも母国の大地に刻み込んでしまったのだ。反政府組織の暴動・テロが激化するのはあるいは当然の成り行きなのかもしれない。
そして、この計画の英雄の娘であるクドリャフカにその矛先が向く事は、さらに自然な流れと言えるだろう。



これは、夢?
これは、現実?


また同じ時間を繰り返すのか?


クドの身に起きた悲劇、それに続く超常現象は、アニメのみならず原作ゲーム中でも異色と言えます。


クドは、自分の問題が解決する前に、今いるこの『世界の秘密』に気付いてしまいました*1。お母さんの乗っていたロケットの壊れた部品を彼女が大事に持っていた事が、なによりはっきりとそれを裏付けています。


Keyと言えば奇跡、奇跡と言えばKey
それくらいに奇跡とは切っても切れないシナリオが多いと言えましょう。



だけどね、この作中で、奇跡の存在を自ら固く信じて誰もが等しく奇跡と呼ぶであろう超常現象をこれまた自ら引き起こしたのは、おそらくは彼女だけなんじゃないでしょうか。
あるいは、西園美鳥も夢幻ではない超常現象であるかもしれません。しかし、美鳥は美魚がそうなるべく意識して呼び出した存在でも、また“消した”存在でもないのですよね。


見事なほどに核心部分を隠しているアニメに合わせて今はこの程度にしておきますけれど、そのくらいにクドのエピソードは特殊なものだとわたしは思うんです。


そんな風に、すべての種明かしを最後に回しているせいもあるでしょう。クドシナリオは、アニメではずいぶんと御都合主義が過ぎるようにも見えます。実はゲームの方も別の流れでかなり無理を感じるデキではあるんですよね。彼女のがんばりや苦しみや優しさは、どのヒロイン達にも負ける事のないすばらしい宝石のようなものなのですけれど……うん、まあ、そうね。シナリオの無理さは、ある程度以上認めないと卑怯だよね、と思う次第。でも、クド大好きなのよ。



さて、来週はどうなるんでしょうね。
全何話? 26話かな? 来週1本遊んで、最後の2本でどどーんとシメに入るのかな。


ま、楽しみにしていますか。
では、また。

*1:このこと自体は彼女だけではないのですけれど