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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 第12回『勇者になれなかった俺は就職を決意しました。』

まんまと敵の策略に落ちて魔王へと覚醒しつつあるフィノは、もはやラウルのことすら記憶にないほどに闇の力へと囚われていた。
そんな彼女を救うために必要なものは、伝説の法具? 王子様のキス? みんなからちょっとずつ集めた力? どれも違う。そうじゃない。
必要なものは、彼女がなろうとしていた彼女を思い出させるためのもの。 店員さんだもの、お店の伝票とかだよね!


ヤマダ電機アマダマジックは最後にいいところ見せたね! 火山弾から一般市民を避難させるために店内に誘導とか、この立派な社会貢献は大企業としてのつとめの一つを立派に果たしていましたよ。このオチのためにいままでさんざん悪役店として君臨してきたと言っても過言ではないね。ほら、あれよ、不良が子犬に餌やってたりすると層倍でいいやつに見える効果ね! いや、そこまで考えてたかは知らないけれど。


さて。


俺はいい、先へ進め! ここは引き受けた!


まさに勇者様ご一行のクライマックス展開には、恥ずかしながらこのわたしも血が騒いで仕方がありませんでした。水戸黄門や暴れん坊将軍を例に出すまでもなく、やはりどれだけ使い古されても日本人の心を揺さぶって興奮させずにはおかない黄金律の展開はあるものなのです。
仲間による自己犠牲と、そんな彼らの遺志を受け継いで最後の一人が気高い目標を達成しようとあがきもがく姿こそは、我らのDNAに深く刻まれたチョーテンション上がる最強展開なのかもしれません。


散っていった仲間*1に報いるためにも、ラウルは覚醒しつつある魔王フィノ・ブラッドストーンと真っ向から対立します。
フィノの明るい笑顔を取り戻すんだ。魔王になんかさせてたまるものか!

彼の繰り出すレオン接客剣法の強力さにはアッと驚くタメゴローです。


「いらっしゃいませ!」
かしこまりました!!
少々お待ちくださいませ!!!
おまたせいたしました!!!!
失礼いたしました!!!!!
申し訳ございません!!!!!!
おそれいります!!!!!!!



ありがとうございます!!!!!!!!


社畜にとってこれほど恐ろしい剣はあるでしょうか。
魔王の娘ですらその影響力から逃れることはできないのです。

くわえて、初めて任された仕事で請けた伝票を見せられては、魔王の呪いなどどれほどのものか、という話。



ていうか、まさにべったべたっすよね。
うる星やつらの系譜っすよね。愛は地球を救うんすよね。

だが、もちろんそれがいい! んすよね!!!

たしかにラウルはフィノを魔の手から救い出しました。
しかしラウルも、フィノに救われていたのです。“しぶしぶ”働いていた自分から救い出してもらっていたのです。


はい、こんなステキに最終回らしい最終回でした。おそらく原作とは違ってるのかな? 以前に公式サイトを見たら原作にいないキャラが何人か出ているらしいですもんね。機会があったら愛機の kobo glo で原作小説を読んでみましょうかねえ。いや、いいですよ、電子書籍リーダー。一度使ってみてください。
残念なところといえば、最終回なのに若干絵がなんというか、崩れていたと言いますか? 作画は割と高値安定していた方だと思っていただけに、多少ならず気になりましたねえ。

……あと、これねぇ、ちょっといきなり手のひら返すみたいだけど、一歩下がって冷静に見返してみると、あまりにもチープなラストとも言えるね。序盤のだるさがどうしても抜けなかった展開も、思い出してみればやはりマイナス点だと思う。だから、客観的に見て大傑作とは言えないだろうし、誰にでも勧めようと思うアニメじゃないんだよ。
だけど、それはそれとしてね、わたしはこれ大好きでした。前述しているように不満が0とは口が裂けても言えないけれど、毎回楽しみにずっと見ていました。

だから、いつものようにスタッフの皆さんにはお礼が言いたいですね。すばらしい作品をありがとうございました。
次回作でもがんばってください。楽しい作品をこれからもよろしくです。


って感じ。


あ、そういえば光渡しはいろんなアニメで見てきたけれど、闇渡しははじめてだったかも。

*1:元気で生きてますけど