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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 第10回『勇者になりたかった俺と魔王になりたくなかったあいつ。』

魔王の復活を願っていたのは失業した勇者候補生たちだけではなかった。他ならぬ魔族たちも昔の栄光を忘れることができずに再び戦乱の世を望んでいたのだ。
だが、ラウルは知っている。フィノは魔王の娘である以前に一人の女の子だ。平和を望み共存を望み新しい生活に必死になっているだけの少女なのである。

ラウルは勇者とならないことを選んだことで真の勇者に近づいている気がしますね。
もちろん、勇者になりたいという気持ちはいまでも強く残っているのでしょう。それでも、勇者が必要とされる世界を大勢の人々を傷つけてまで作り出そうとは思わない。自分の力で精一杯一所懸命に生きようとあがいている少女を犠牲にしてまで自分の“野望”を達成しようとは思わない。

この高潔な魂こそが、勇者にもっとも必要なものではないのでしょうか。

対して、自分の現状に不満をこぼすだけで自堕落な生活を過ごす過去のラウルの養成校時代の友人たちはどうか。
フィノがどんな子かも知らないのに、自分以外の誰がどうなろうと知ったこともないとばかりに、卑劣にも魔族と手を結んで世界を再び混沌の渦に巻き込もうとしている。

いや、彼らなどはしょせん子供。
魔族との戦争で莫大な利益を得ることになる黒幕の大人たちに操られているだけの哀れなピエロにすぎないのかもしれませんねぇ。

あ、きっとね、ラウルもフィノと出会っていなければ、この友人たちの口車に乗せられていたのかもしれないとも思うよね。そうなれば、やはり女の子の力は偉大! となるのかもしれない。



あと、今回はスフィア大増量。トーク付き。




パンチラモロも大サービス!


ま、そんなところで、いよいよ佳境ですねー。