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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

宇宙戦艦ヤマト2199 第07回 『太陽圏に別れを告げて』

ヤマトはついに太陽系を脱出する。沖田艦長は激戦に次ぐ激戦に疲弊しているであろう乗組員たちの慰安と今後の航海の無事を祈ることを兼ねて、地球の船乗りの伝統から『太陽系赤道祭』を催すこととした。

ささやかながら精一杯の艦内パーティと平行して、希望者には地球の家族とこの航海で最後の通信が許された。じきにたどり着くヘリオポーズを越えたあとでは、銀河放射線の影響で地球との通信が困難になるからだ。


地球に待っている人がいる者、そして誰も待つ人のいない者。それぞれがそれぞれの想いで、赤道祭を楽しんでいた。


太陽系とは太陽の影響下にある天体、あるいは天体の存在する空間域を言い、今回のサブタイトルにある『太陽圏』とは太陽系の外側まで含めて太陽風*1が届く範囲までを示しているようです。ちなみにヘリオポーズとは太陽圏の外縁部(境界)を指す用語です。


たぶん


ヤマトを楽しむだけならこの程度の認識でもきっとOKです。わたしも調べながら書きながらイマイチよくわかっていないのは、きっと読んでいる皆さんにもひしひしと伝わっていることでしょう。



△▼△



今回は事件らしい事件は一つも無い平和な回でした。
なにやら居場所がなく艦内をさすらっている沖田艦長がかわいいとか、古代ハーレムが着々と構築されつつあるなと見える森雪や山本玲とのキャッキャウフフシーンとか、あとアレだ。まさかヤマトでメイドさんを見ることになるとは思わなかったですよ!

まったく、どこまで萌え媚びに走るんですか、けしからん。まあ、かわいかったですけどね。艦内でミニFM曲みたいなのまではじめる女の子まで出るし。
旧ヤマトに対しておそらくは幻想を抱いている世代のファンの一人として、今後が不安なような楽しみなような、とにかく複雑な心境です。視聴者サービスすっげえですもんね。


さておき。
親や子とうまくいっている乗組員も、そうでない乗組員も、もしかしたらこれが最後の会話となるかもしれないと思えば、話したいことは山ほどあったでしょう。それでも時間は残酷なまでに限られていて、すべてを語り尽くすことなどできはしないのです。あれも話したかったとの思いはきっと未練になるでしょう。が、それと同時に、必ず生きてかえってこの続きを話そうとの希望にも繋がるに違いありません。



△▼△


身の置き所無く結局自室に戻った沖田艦長を訪ねてきたのは、旧友であり古くからの腹心の一人でもある、徳川機関長でした。彼の持参した純米酒の杯を傾けながら二人静かに昔話に花を咲かせていた二人ですが、やがてお酒の力も手伝ってのことか、だんだんとしんみりとした話になっていきます。
こんな年寄りたちが生き延びて、いままで何人の若者の死を看取ったことか。


数えたくないな。いや、数えてはならんのだ。人の命は数じゃない


残された者にできることは、しなければならないことは、そうではない。
のちの若者へと希望を繋ぐことこそが、我々のすべきことなのだ。


名曲『真っ赤なスカーフ』とともに、祭りは静かに終演を向かえます。


明日からはまた、果ての見えない戦いの日々。



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この世界にもささきいさおさんはいたんでしょうかね?
うん、真っ赤なスカーフはわたしも大好きな曲ですよ。


そんなわけで、また来週。

*1:太陽からのプラズマ