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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

はたらく魔王さま! 第05回『魔王と勇者、笹塚を救う』

笹塚に降り立った悪魔大元帥ルシフェルと手を組んでいたのは、勇者エミリアとともに魔王軍と戦っていたはずの大神官オルバだった。魔王と勇者を亡き者にすることでそれぞれが自陣営での立場を強固なものにすることができる……そんな利害の一致からの共闘だったようなのが、それは大きな間違いだったと言える。

彼ら二人は、常に魔王のそばに、あるいは勇者の近くに寄り添い目的を同じくして戦っていたはずなのに『魔王』と『勇者』の名前の意味をまるで理解していなかった。

たかだか『悪魔大元帥』や『六人の大神官の一人』ごときが剣を向けていい相手ではなかったのだ。


魔王サタンですら元の姿を保つことのできないような魔力の希薄なこの世界で、どうやって明らかに格下のルシフェルが大魔法を連発することができたのか? 実は、魔力の源とは、人々の負の感情。悲しみや苦しみや恐れに妬み、その他諸々の暗い感情こそが彼らを彼らとして存在させるためのエネルギーであったのです。

それならば、魔王サタンがその気になれば、今回起きかけた笹塚事変*1など比ではないほどの大災害を起こすことができるはず。現代日本、それどころか地球のどんな兵器すら跳ね返すほどの力を取り戻すこともできるはずなのです。

地球を易々と制圧して準備万端整えた上で、もとのエンテ・イスラを再びその手に取り戻すことすら夢物語ではないでしょう。


勇者ならずとも事情を知っていれば誰もが疑問に思うはずです。


なぜ、魔王はそれをしない?
狭く汚いアパートの一室で部下と二人で寝起きを共にしながら、爪に火をともすような生活を続けているのか?



俺、この世界、けっこう好きなんだよ。人間になったのもいろいろ新鮮でおもしろかったし、世話になった世界に迷惑かけたくねえから……俺はそういう方法はとりたくねえ


甘い、甘すぎる。
ルシフェルがそう言ったのも当然でしょう。わたしだってそう思います。
だけど、それが、いまの真奥貞夫という”人間”なのです。


遊佐恵美は彼をどう思ったでしょう。
勇者エミリアは彼をどうすべきだと考えたでしょう。


彼女には魔王を討ち果たす勇者としての大義と共に、一人の人間の娘として父の敵討ちをしたいという私怨も胸に抱いています。実は大義は簡単に捨てられるものだとわたしは思うんです。反対に、私怨を捨て去ることはとっても難しいとも思っているんです。彼女もそうなんじゃないかなぁ。


な、ところですか。


とにかく、今週もちーちゃんが乙女かわいかったですね!
むきむきになって優しい視線をぶつけてくる魔王さまにどぎまぎしちゃったり、いつも頭の中は真奥貞夫でいっぱいだと異世界からやってきたエミリアの仲間のアルバートとエメラダにばれてしまったり。
なにより、怖いこともつらかったこともぜんぶひっくるめた真奥との大切な思い出が、とうの真奥にとってはなんの価値も無く消し去ってもかまわない程度のものだと考えられてといたことに気付いてぶち切れちゃったところとか。


眼福眼福。
では、また来週。


あとさ、MXさんさ、今回に限った話じゃないけれど、L字を簡単に入れすぎ。しかも二度。せめて一回にしてください。

*1:わたしがいま適当に名前をつけただけです