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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

はたらく魔王さま! 第01回『魔王、笹塚に立つ』

── 無慈悲で強大な魔王軍と脆弱でまとまりのない人間軍の全面戦争。
それは、わたし達の住む地球とは違う、とある別の世界で起きた事件。

すべては魔王サタンの思惑通りに、世界は闇に塗りつぶされるかと思われた。
しかし、そのとき人間達の世界に差し込んだ一陣の希望の光 ── 勇者の登場 ── が形勢を一変させたのだ。
勇者の指揮の下、人間達はめざましい活躍を見せた。今まで一方的になぶり殺されるだけだったはずの人が、魔王の四天王すら退け、ついにはサタンそのものを追い詰めるまでになったのだ。

そして最後の決戦。
負けを悟った魔王は呪詛の言葉を残し、その世界から姿を消した。
人間達の喜びの方向がこだまする中、魔王サタンは、我々の住むこの地球に、日本の東京の片隅に、忽然と姿を現したのだ。


とにかく勢いがすごい
カツドゥーン! ケ↑イサーツ! ク・ヤークショ! もはや発音だけで笑いがこみ上げてくるではないですか。ただ、こういった部分はいわば一発ネタです。最初のインパクト……掴みとしては最強の技であると同時に、二度目はウケない。

すなわち、この作品の真価が問われるのは、来週からの二話以降だと考えます。

とはいえ、今回の一話目も決して勢いだけの中身薄とは言えません。
日本にやってきた途上国の外国人の悲哀といいますか、下から見上げる東京といいますか、あまりアニメでは描かれる事の無かった角度から、ときにシリアスに、ときにコミカルに、したたかでけなげな、それでも善良に前向きに生きようとする人たちが生きる社会の片隅を、赤裸々に語り続けていく名作の香りすら漂ってきます。


……あれ


いや、ちがうんだ。
あれでも、何千何万という人間の命を奪ってきた魔王なんだ。

善良でもなんでもねえ!!

くっそ、騙されるところだったぜ……あぶないあぶない。


そんな、ギャップ萌えもあるのかもしれません。
バイト先でのクルーランクが上がるたびに全身全霊で喜びを表現してくれるかわいらしい男の子としての一面は、あるいは彼の本質はそちらなのだろうか、などと考えもしてしまいます。人を作るものは立場です。暮らしです。魔物も実はかわらないのか。

ラストシーンでのおそらくは魔王を追って地球へとやってきた勇者エミリアとの再会*1。彼女もこの世界で地道に働いて生きているのでしょうか。二人の絡みも今後の期待の一つかもしれません。


というわけで、またもう一本視聴決定、と。

*1:正確には二度目ですが