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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

神様はじめました 第11回『神使、街にでかける』


どうして巴衛は菜々生と学校なのに自分だけは留守番なのだ。愚痴をこぼし続ける瑞希に鬼火童子たちは、それはまだ人間社会になじめていない瑞希に対する菜々生の思いやりだ、と諭すのだった。しかし、そんな事で瑞希の不満は解消されない。ならばすぐに人間社会になじんで見せよう。お手本としては人間たちに大人気を誇るKURAMAが最適だろう。瑞希は早速テレビ局のある虎ノ門*1へと向かう。


今回も二本立て形式になっていて、後半は巴衛を遊園地デートに誘い出した菜々生ちゃんのお話。


普段は閑静な街中のさらに物静かな社に住まう瑞希が初めて足を踏み入れた東京は、神使の目から見れば瘴気に満ちた魔物の巣にさえ見まごうまさに魔都だった。眼前にそびえる渋谷106ビルのまがまがしさに震える体を無理に動かして、目的地の虎ノ門へと足を進める瑞希。
そこに立ちふさがるモンスター二体!


霊感商法のキャッチセールスがあらわれた!


ちょっとトラウマを刺激されましたね。
わたしもね、霊感商法じゃないですけど、中学生のときにキャッチセールスに捕まってなけなしのお小遣い全部かっさらわれたことが……あのイケメン野郎! 今度あったらただじゃおかねえ!! と、ちくちく刺さるとげのようなものを抜きながら見ておりました。


この後もチンピラに絡まれ、お巡りさんに追いかけられ、タクシーの運転手さんに通報されそうになる等々、さんざんなめに会いながらもなんとかKURAMAに合流はできました。
ここのところで思ったことは、瑞希は世間知らずだけど温厚で筋を通すいい神使なんだな、ということです。


チンピラの明白に理不尽な暴力には断固として引かないんですよね。
悪質とはいえ単なるおばさんのセールスには震え上がっていたのに、その後に出会った強面のチンピラには顔色一つ変えず静かに威嚇しつつ彼らの間違いを正す、と。その姿勢は凜々しさの極み! 威嚇のために無意識に出したヘビのせいでおまわりさんに追われることになっても、それは自分が悪いのだと思っているのでしょうか、ひたすら逃げるだけに終始します。
タクシーでもそう。お金を払えない自分が悪いんだからと、なんの抵抗もせず非難はそのまま受け取っていました。


うん、いい子や。
結局、タクシー代は通りかかったKURAMAが出してくれましたが……あのまま捕まってた場合はどうなってたんだろ。にょろにょろって脱走してくるのかな。


続いて後半。





巴衛と二人で観覧車に乗ってロマンティックな夜景を楽しみたい。それだけだったはずなのに、ことあるごとにちらついて見える雪路の姿のせいで、菜々生はすっきりと楽しめない。巴衛の気持ちが知りたい。どうして何も教えてくれないの? 人間の女の子に恋愛感情を抱けないというのはうそでしょ? 聞きたくても聞けないこと、言っちゃいけないのに言ってしまったこと。菜々生は自分の心を抑えきれません。


女の子にしてみれば、好きな男の子が過去にどんな女とつきあっていようがかまわないんです。それが本当に『過去』のことならば。でも、未練たらしくその頃の思い出の品を大事に取ってあったりするのは非常に腹立たしいし、なによりその昔の彼女のことを聞かれてはぐらかす態度には耐えがたいものがあります。
別にね、いつどこでどういうことをしてどうやって別れたか、とか詳細に説明しろと言うんじゃ無いんです。ただ、その彼女との話はあくまでも過去のもので、今は何も思っていないと納得させて欲しいだけなんです。逆に言えば、元カノのことをひた隠しにされるという行為は、言外に「おまえとの今よりも大切にしたい思い出なんだ」と言われているようなものなんですよ。


その子がどんだけ美人だったと言ってもいい。やさしかったと言ってもいい。楽しかった幸せだったと言うのももちろんいい。


それ以上におまえといるほうが幸せだけど


と、最後に付け加えれば、もうそれだけで解決なんですよ。
お手軽なもんでしょ? そんなものなんですよ。


ああ、で……まあ、じゃあ俺も気になるし聞いてみよう、と、男の子が女の子の元カレのことを聞くのはやめた方がいいです。
不公平だって? いえ、男性のために言ってるんです。
女の子に嫌われますし、無理強いして言わせた場合、相当に容赦なく比較されますよ。


そんなわけです。

  1. 女の子に聞かれたことはおおざっぱに答えて今の方が楽しい、とフォローを入れる。
  2. 自分から彼女の過去に触れようとしない。


お互いのためにその一、ですネ。


んー。そうですね、巴衛が雪路のことを「知らない」と菜々生に言い切ったこと。これを菜々生は巴衛のうそがうまいと解釈しましたが、アレなんでしょうね、ミカゲが巴衛に与えた力。覚えていたらつらくて耐えられないことを時間の流れとともに忘れていく力。


ホントに、心底、自分の命よりも大事に思っていた女の子のことを忘れちゃってるんでしょうね。


たぶん、何かの強いきっかけがあれば戻ってしまうような記憶の封印がされている、みたいな?
そんなところかなぁ、と。


どうでもいいですけど、あのネタバレまみれのやかましくウザい花ゆめのCMはなんとかならないものかな。あのCMのせいで放送時に生で見ることは決してしません。だって、生だと飛ばせないんだもん。本気でうっとーしいですよ、アレは。


では、また。

*1:アニメ放送のキー局であるテレビ東京が虎ノ門ですね