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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

リトルバスターズ! 第01回『チーム名は…リトルバスターズだ』


野球をしよう。チーム名は、リトルバスターズだ!


小さい頃からずっと一緒に過ごしてきた五人。その中で、たった一人だけ一つ年上で、グループのリーダである棗恭介<なつめきょうすけ>はそう言った。
いつまでも子供のままではいられないのだ。この先、進学を選ぶにしても、恭介のように就職を選ぶにしても、もう、毎日この五人で楽しく過ごす日々は、一年も無い。ならば、今このときにしか作れない思い出をみんなで作ろう。そこで、野球なのだ。




野球は九人でやるものだ、つまり、まずは人集めをしなければならない。人見知りでグループ外に友達がまったくいない恭介の妹の鈴<りん>は、恭介に促されるままに女子寮でメンバー探しをして玉砕した。他人と話すことが苦手な鈴だってがんばったんだもの、男の自分がやらなくてどうするのだ。
そうして、主人公の直枝理樹<なおえりき>は、屋上で、一人のメンバー候補の少女と出会う。


今しかできないことをしよう。それはわかる。
だが、なぜ野球なのだ?


高校三年生を迎えて以来、就職活動に奔走するだけの毎日に疑問を感じた。
何か今しかできないことをやってみたい。
この忙しいときに野球をするバカみたいな行為そのものがおもしろいじゃないか。


恭介は野球を始めようと思った理由をすらすらと並べてみせる。
しかし、どうしても、野球を選んだ理由は出てこない。


別に彼はうそを言っているわけでは無いのだろう。きっとホントのことを言っている。
が、それだけだろうか。ほかに何かあるのではないか。


いや、考えすぎか。



△▼△



そんな感じで、始まりました、リトルバスターズ
わたしね、この原作ゲームが大好きなんですよ。EDは当然フルコンプリートしましたよ、たぶん、すべての選択肢も選び尽くして、台詞も全部聞いてますよ。それくらいにお気に入りなんですよ。だから、今回のアニメは最後まで何があっても見続けるでしょうし、評価は相当に辛くなる可能性があります。
原作が長いですしね。どこを切ってどこを描くか、センスが問われる題材だと思います。


さて、記念すべき第一回目の放送ですけれど、うーん、無難といえば無難だし、ビミョーと言えばビミョーなんですよね。ゲームで用いられていたBGMをそのまま使っていたり、ゲームだからこそ許される唐突な展開をうまく違和感なくアニメという別のメディアに溶け込ませていた手腕はそう悪くは無かったと思うのですが、いかんせん説明不足、原作を知らない人置いてけぼりな部分がそこかしこに見受けられました。
ただ、いまのところは次回以降でまとめてなんとかすればなんとかなりそうなレベルではあったと思いますし、それほど致命的な問題では無かったと感じます。



そして、プレイヤーの想像力にゆだねる部分の多いノベルゲームと、アニメの『すべてを見せる』という表現法の違いは、そこからもたらされる説得力に大きな違いがあります。
たとえば、原作ゲームでストーリーの根幹をなすバトルシステムを例に取ると


原作では「よくわからないところから飛んでくるよくわからないものをよくわからないように使ってよくわからないままに勝利する」形です。何を言っているのかわからないかもしれませんが、それでいいんです。とにかく、誰かが投げ込んだ戦いにはおよそ不向きである武器を手にして、謎のダメージをを相手に与えて勝利する、と。まあそういうことです。


これがアニメになると「周囲の見物人が投げ込んできたいろいろなものをはっきり目に見える形で使って納得のいくような形で勝利させなければならない」ようになります。この『納得のいくような』という部分は、単純にリアルさを求めるという話ではなくて、荒唐無稽なギャグ展開でももちろんいいんです。ただ、はっきりとどうなったかを絵として見せなきゃいけない。そこが違いますよね。あ、アニメでもごまかしの方法は当然いくらでもあります。いくぶんかはそれでもいいでしょう。でも、ぜんぶでぜんぶそれをやると、さすがにもう無茶ですよね。


そのへんが、どう影響するのかなと、心配と同時に期待もあります。
一話目ではまだ“バトル”で勝負をつける段階では無かったために、なんら問題は無くただおもしろいだけでしたけど。



そんなわけで、来週からは五人組だったリトルバスターズに、新メンバーが続々と加入してくるはずです。
何れ劣らぬ個性派揃いですから、とーっても楽しみですね! わたしは、はるちんが好きです。


では、また。