読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

人類は衰退しました 第10回『妖精さんたちの、ちきゅう』


<わたし>は故郷の里へと帰ってきました。
人類最後の教育機関である<学舎>の、これまた最後の卒業生12人の一人として、立派に学んで帰って参りました!
これからは、世のため人のため、自分の知的好奇心を満たすため、国連調停官の学舎として粉骨砕身して仕事に臨む所存です!
畑仕事より楽そうだしね。


<学舎>というのはどの程度のものなのでしょうね。
子供の数が減ったり、子供に教育を受けさせられる余裕のある家庭が少なくなれば、学校の数や生徒の数は当然のことながら減少していきます。
だけど、おそらくはこの<学舎>はそういうレベルの教育機関ではなさそうです。世界に最後まで残ったただ一つの(たぶん)高等教育機関です。世各国の有力者の子女であふれているのが自然……そう考えます。
しかるに、生徒はたったの12人。そこにどのような素性の生徒たちが集まっていたかは定かではないものの、少なくともそのうちの一人の<わたし>を例に取れば、大富豪や権力者の家系では無し。その代わりに、祖父は国連所属の学者というエリートであることを考えれば、この時代はお金にあかせて盲目的に教育を重ねるだけ*1のスキームから脱却しているのか。あるいは単純に大資本を活用できるだけの市場がなくなり自然と消滅していっただけなのか……。


さておき、今週は<わたし>と妖精さんとのファーストコンタクトのお話ですね。



かわいくて餌付けのしやすい単純な生物で、一度慣らしてしまえばこの先楽勝! と思ったのもつかの間。<わたし>は本当の意味で妖精さんが旧人類である人間を凌駕する知的生命体であることをいやというほどに思い知らされることとなります。


言葉は通じても会話の意味合いが違い
単純な行動に見える理解不能な複雑さは、周囲の人間を混乱に陥れ。
小さく脆弱に見える肉体は高度な運動能力と防御力に優れ。
白痴とすら思える並外れた奇異な言動を裏付ける知性にあふれている。


地球の新たな支配者・妖精さん。



人間同士でも理解のできないことをしている人を見るとそれは愚かに見えたりしますよね。
ましてや、どれだけ優秀な人間にも理解できないほどに高度なことをしている新人類の姿は、誰が見ても知性の感じられない滑稽な行動に見えるんじゃないかと思います。それが、妖精さんなのかなぁ、とか。


……ところで、顔の下半分のアレ、口なんですかね?
動かないよね。中、ないよね。
ただの模様なんでしょうか。それとも、演出やら何やらで動かしていないだけで、ホントは普通にぱくぱく動く口でいいんでしょうか。
目は目でいいのかな。涙流してうるうるしてたしね。まばたきはしてないみたいだけど。


そんな感じで。
今週も妖精さんがかわいかったのでよしとしましょう。


では、また。

*1:まあそれでもやらないより絶対役に立つんですけれど