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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

わんおふ -one off- 1&2話先行放送


汐崎春乃は高校二年生。両親の営む高原のペンションで、自然に囲まれてのびのびと暮らしている女の子。
自然は好き。この土地も好き。だけど、ちょっと物足りない。若い女の子には絶対的に刺激の足りない山の中、今日も彼女は原付スクーターを駆って高校へと通う。


そういえば、今日はペンションに新しい手伝いの人がやってくる日だ。どうせいつものように、都会の大学生やフリーターが田舎暮らし体験がてらに腰掛けの仕事をしにくるだけなんだろうなぁ。何の期待もせずにそうつぶやく彼女が、新人さんの顔が見たいという友達を引き連れて家に戻ると……そこにいたのは、予想を遙かに上回る個性的な女性だった。



春乃にはシンシアがまぶしくて仕方がありません。
彼女には自分の持っていないすべてがある、そう感じてなりません。
一人でバイクと一緒に世界中を走り回っているというシンシア。田舎の山の中で毎日両親の手伝いをして学校に通うだけの自分。


シンシアは言います。春乃にもできるよ


できるわけないじゃない。春乃はそう応えます。
自分には小さな世界でくすぶっているのがお似合いなんだよ、と。


やる前にあきらめるのはばかげている、なんて言うのは簡単です。だけど、大人になれば大概はやる前からどこまでできるかわかってしまうものですもん。
言葉なんてそうそう誰かの心を打てるものじゃないんですよ。


だったら。


小さな事でも、今までやらなかったことを、できなかったことをやってみたらどうか。
たとえば、原付スクーターで海まで行ってみるとか。


自らも原付にまたがって、シンシアは夜の山道を海へと向かって走り出しました。
街灯なんてほとんどない峠道、ただでさえ原付だし、当然スピードなんて出せない。でも、いいんだよ、ゆっくりで。
走り続けていれば、いつかはたどり着くんだから。


一人じゃ何もできないことに気づくことは、誰かの力を借りれば、なにかができると気づくことに等しいのかもしれない。


言葉じゃ伝わらなかったことが、一緒に走ったことで、わかった。


そんな、お話。



△▼△




いやぁ、いいですねぇ。
前に長々と教習所レポートを書いたりしていたように、わたしもバイクに乗ってます。125ccのスクーターですけれど。


これで山の中を走ると、たとえようもないほどに気持ちいいんですよ。バイクは、自転車とも自動車ともぜんぜんちがう魅力にあふれた、ステキな乗り物なのですよ。


作中の女の子たちも乗っているのはスクーターですからね、気持ちよさそうに走る姿が、自分の経験にかぶるところが多く、楽しめた作品です。
ていうか、みんなコーナリングとか上手ね。体の倒し方が自然そのもの。わたしはどうにも下手なんだよなぁ。


これ、まだ続くのかなぁ?
ぜひ、もっと彼女たちの話を見てみたいね。


では。