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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

TARI TARI 第03回『振ったり出会ったり』


ほんの一時だが十数人規模を誇った合唱部の部員が、一気に三人にまで激減した。
もともと、ほとんどのメンバーが、弟の顔で集まってもらった人数と、部が出場を予定していた発表会にゲスト出演する人気芸人を見たいがために集まった烏合の衆だった急増合唱部は、発表会の“失敗”と同時に瓦解したのである。


だが、来夏はあきらめない。数合わせのやる気の無い部員は要らない。一騎当千の歌えるメンバーだけを集めて合唱部を再稼働するのだ。
かくして、一人バドミントン部の大智と、よくわからないが誘われてうれしいウィーン、二人の男子組の合流が完了し、新たに公式部活動に必要な最少人数の五人で構成された『合唱時々バトミントン部*1』が発足したのだった。



ある夏の日の昼休みに、来夏は『先行で二本取れば勝ちの三本勝負のバドミントンで、負けた方が勝った方の部活に吸収される』ルールをひっさげて大智に勝負を挑みます。
わたし、思いました。さすがにこれは大智をなめすぎじゃないの? 普通レベルの選手相手だって失礼なほどなのに、彼は全国レベルの選手だよ?
当然のことながら、同じく部員が喉から手が出るほどに欲しい大智にしてみれば鴨が葱を背負ってやってきた状況なわけです。ド素人のしかも身体能力で男子に大きく劣る女子が、こともあろうに自分の土俵で戦おうと言っている。これを拒否する道理はありませんよね。自分が負ける未来が想像できないとはまさにこのことでしょう。


しかし、来夏はそんなわたしや大智の考えのはるか斜め上をゆく少女でした。


そう、彼女の言う三本勝負とは、三人同時に三つの羽を大智一人*2に打ち付けるというありえない外道ルールでの勝負だったのです。
いくら優秀な選手でも腕は二本しかないし、同時に二つ以上の地点に存在することはできません。かくして、ここにバドミントン部は滅び、冒頭の囲み内で述べた結果となるわけです。


もっとも、これは俗に言うWIN-WIN*3な関係といえるものなんですよね。おかげで大智もバドミントン大会への出場資格を得ることができて、一挙両得。仮に来夏たちが負けても名称が『バトミントン時々合唱部』になっただけで*4、結果はどうあれどちらの得にもなるステキ計画だった、と。


ふむ、このへんの来夏は並の高校生の発想じゃないですよね。悪くない柔軟さだと思われます。




△▼△




あとは、そうだね、弟くんのサービスシーンが無かった!
これは残念。来夏より弟くんの方がずっと色っぽいのに!!


和奏につきまとう謎の外人ストーカー(?)
彼女は「あいどんとのーまねー!」とか言って逃げ出してましたっけ。
どちらかというと押し売り修理と誤解していたような。
駐車中のクルマを勝手に拭いた子供が、戻ってきたクルマの持ち主にお金を要求してくるとか、海外ではよくある話らしいですね。


教頭先生の合唱部への冷たい接し方には、校長の教え子でもあった和奏の母親の存在が関わっているらしい?
それは和奏が普通科へ突然の転籍をした原因にも繋がるなにかなのでしょうか?




もひとつ和奏で。
彼女ってば来夏への貸しになっていたケーキ三皿を、一度にぺろりと平らげてましたよ!
運動部でもないんだし、太るよ!!
あれかな、何度も来夏や合唱部につきあいたくはない、一回で済ませてしまいたい、という意思の表れなのかな。
まだまだ一度捨てた音楽の道へ戻る決心はつかなくて、退部届を隠し持っている状態だものね。
単純に頭数が減ると来夏たちが困るだろうから、やめると言い出せないだけだものね。


一級の観光地であるはずの物語の舞台でも、個人経営が中心の商店街はそうそう安泰ではないんでしょうかね。
たとえば、スカイツリー周辺の商店街が目論見を外して売り上げがまるで伸びていないとか。それでもまあ、腐っても都内なんですから、地方都市のそれに比べればずっと楽なんでしょうけどね。ウチの近くは駅前がシャッター銀座のところも多くなってますよ。




今週はこんなところかな。
ああ、そうそう。そこはかとなく感じているだろう来夏の疎外感に古傷をえぐられた気持ちになった人も多いのではないかと思ってみたりもしましたねぇ。けっこーね、効くんよ。蓄積するんよ。後々尾を引くんよ。女の子の三人組ったら取ったり取られたりだからね……。


ええ、では、また来週。
あ、EDは新生合唱部勢揃いになってました。後一歩、和奏が歩み寄ってくれば、完全版ですね!

*1:大智「バドミントンだ」

*2:ウィーンもバドミントン部側で参加はしていたけれど戦力外の未経験者なので

*3:世間でこう言われるものはたいていが首をかしげたくなるような限定された条件下のものばかりですが

*4:おそらく活動比率はかわらなかったでしょうね……