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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

人類は衰退しました 第01回『妖精さんの、ひみつのこうじょう』


いまから数百年後の未来。
そこでは、我々人間たちは絶滅を危惧される存在となっており、地球の支配権を新たな”人類”へと明け渡していました。
だからと言って、新人類に保護されているわけでもなく、支配を受ける奴隷として圧政に屈しているわけでも無く、ただ、種の終わりに向かって緩やかに歩みを続けているだけ、というところでしょうか。


そして、新人類は小人さんです。
かわいくて、やさしくて、頭がよくて、旧人類と仲良くしようとはするけれど、それ以上にどうこうするつもりもない小さな妖精さんです。


それら二つの種族の間を取り持つ調停官として、生れ故郷に戻ってきた<わたし>が主人公。
そういうお話


んふぅん。
わたし、終わりの物語って大好きなんですよね。たとえば『チグリスとユーフラテス』とか愛読書と言えるかも。
そんな理由もあって、それなりにこの作品には期待をしていました。おもにタイトルのみで!*1


……わからない。正直、あたりかはずれか全く判断がつきません。
目を離せなくなりそうな魅力があります。少なくとも一話見てそれで終わりにしようと思うような酷いものではぜったいにありません。ただ、なんだろう、言葉にできないいらつきも感じる。どうしても受け入れがたい思想がどこかに紛れ込んでいる気がする。


あるいは、それを魅力に感じているのだろうか。ふむ。




△▼△




さて、鶏、絞めたことありますか?
普通はないですよね、当然です。


鶏を殺して肉にしておけ


そう言われた女の子たちが自分たちの手を汚すことを敬遠して誰かに押しつけようとするのも当然です。


なんかこう、あるじゃないですか。最近の”正論”ばかりのネット世論とかでさ。
こういうのをひどいと言うと、自分勝手だとか、じゃあ肉を食うなとか、殺して食うからお前は生きてるんだとか。


そりゃそうです。だけど、大事ですよ。
かわいそうだって思うの。残酷だって感じるの。


それっておかしいですか? あるいはおかしいのかもしれないけど、おかしくていいじゃないか、人間だもの。(みつを)


わたしはいやですね。
男も女もないです。生き物を殺すことをかわいそうだと思うことを責められるなんていやです。
それが、生きるためだとしても。


ちなみに、わたしはあります。
元々が田舎者ですからねぇ。東北の方に、牛も鶏もいっぱいいます。
もう、おじいちゃんもおばあちゃんもいなくなっちゃったから、行くことはないかもしれないけれど〜。


んで、今回なにがいちばん残酷って、動く鶏肉ですよ。これを作った妖精たちの笑顔がとってもこわいんですよ。
これなら”殺せる”とばかりに意気揚々と捕まえようとしていた女の子たちがこわいんですよ。


何がいいのか悪いのか。優しさとひどさって実は紙一重なのでは無いか。
とかとか、印象的なシーンだったなぁ。



うん、ほかに<わたし>とか里の女の子たちとか妖精さんたちとか、かわいさ爆発のほのぼのシーンもいっぱいあるんですけどね。
そうそう<わたし>に関しては役人らしさも存分に発揮していて裏表のあるヒロインとして生き生きと描かれていてそこも悪くないです。


ただ、前述した部分がとっても気になってあんまりそれ以外が印象に残っていない感じ。
時間があったらもう一度見直して見てもいいかもしれないな。


そんなわけで、はい、けっこう楽しめました。
また来週!

*1:ネタバレってホントに大嫌いなんですよ。前情報の入手は極力廃すことにしています