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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

シャイニング・ハーツ〜幸せのパン〜 第03回 『灯火管制』

毎夜のように夜這いに通うリックの家への道のり。そこを歩く短いようで長い時間が、アミルは好きだった。
夜の女の子の一人歩きになんの不安もない平和な島。空を見上げればいつもと同じく星空はキレイで、空気はおいしく、少し前に大暴れをしていた海も、普段はこんなふうにとても静かなものなのだ。


そう、いつもとなんにもかわらない。
視界の隅に海鳥に食われそうになっている行き倒れの少女らしき姿が入ったのは、きっと気のせい。


さあ、リックの元へと急ごう。



だからさ、友達を呼ぶのもお医者を呼ぶのも正しいけどさ、まず、彼女を移動させましょうよ。
ほら、見つけたのはまだ真っ暗な時間だったのに、すっかり太陽が登っちゃってんじゃん! 何時間浜辺に放置なのか!


そうそう、お医者と言えば、この先生の『命に別状はない』ってさ『ただちに影響はない』レベルに信用できなくてステキなのよ。
どんな診察をしたのかしらないけどまるで意識を取り戻す様子がない患者なのにね。高度な医療機器でモニターしてるわけでもないのにね。





△▼△





そんなこんなで、新キャラが寝こけている間に、パン屋<ル・クール>のパン釜は大破したわけですよ。
煙突、つまり排気口がふさがれてどかーん!
どんだけ高圧なんだパン釜*1……。


ま、しょうがない。修理を頼もう。
したら、街の鍛冶屋さんは折からの大嵐による修理特需で手一杯なんだそうですよ。
他種族に顔が広すぎることで定評のあるマデラの紹介してもらってドワーフのハンクに頼むことにしましょう。


なるほど、いかにもドワーフの職人という厳つい面構え。こいつは腕利きに違いない。
マデラによれば腕はいいが一癖ある男だとか……って、女の子を貼り付けにして喜んでる変態だー!!!!
おまわりさんこいつです!!


やばいです。見た目に騙されちゃいけないです。
性犯罪者の上に“長年の経験”で現場も見ずに詳細も知らされずに見積もりを出しちゃうほどプロ意識高いドワーフさんですよ。
空気を読む能力に長けたリックは請求書を見せられた上に全額前払いを求められて即撤退です。
ポーカーフェースを崩さず平静を装い続けていたものの、内心はきっと「このドワーフ詐欺師じゃん」と思っていたにちがいありません。





△▼△




はい、なんですか、正体不明の船が島に向かっているとか。
って、この世界、レーダーでもあるの? よくそんなのわかったね。


おまけにその船をやり過ごすために灯火管制に入ると言うではありませんか。


いや、それってさ、戦争の時にこちらの地理もよく知らないまま飛んでくる爆撃機には役に立つかもしれませんけど、船相手に意味あるんでしょうか? ほら、この街大きいですよ。お城まであって、立派な港もありますよ? 地図にしっかり載ってるでしょ。戦争中でもないんだし。



いやまて、とにかくそんなことより稼ぎ時だ!





ウチの釜はダメだけどマデラんとこで焼けばいいし!


そして、夜。


おまえらとーかかんせーちゅーだぞーあかりけせーけせー!



って大騒ぎして病院に殴り込んできた兵隊さんにはちょっと笑ったっけ。
こういうの、はだしのゲンかなんかで読んだなぁ。


あ、船が撃ってきた。
変な少女が怪光線を撃ち返した!


どんだけツッコミどころを用意すれば気が済むんでしょう。
さすが、シャニティアの血筋……。


来週も楽しみで仕方がありません。

*1:実は圧力に負けたわけじゃなくて、理由はネリスがなにやらうんちくを傾けてましたけどね。