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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

這いよれ!ニャル子さん 第01回 『第三種接近遭遇、的な』


なんで僕がこんな目に! 誰か助けて!


八坂真尋は、突如現れた異形の生物に追いつめられ絶体絶命の中そう叫ぶ。


はぁ〜い


いつの間にか彼をかばうように怪物の前に立ちはだかったその少女は、およそその場には似つかわしくないのんきな声で真尋にこたえた。愛くるしい顔立ちにキレイに梳られた銀髪を持つ小柄で可憐な印象の少女の姿によく似合う、少し高めの幼さが残る声だった。


そんな、武器も持たずに華奢な片腕一本だけで、瞬く間に怪物を肉塊へと変貌させた少女は、少年にひまわりのような笑顔を向けて、


いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌! ニャルラトホテプです!


名乗った。



さあ、ニャル子さんです。
おもしろいです。出来る範囲でめっさがんばってます。具体的には、フォークでの攻撃ですね。


アニメの第一話目ではニャル子を刺しているシーンはついに一度もお目にかかることが出来ませんでしたが、原作ではもう初っぱなからず〜っとことあるごとにぐさりぐさりと芸人のツッコミ張りに刺しまくり流血しまくりなんですよね。まあ、これは仕方ないでしょう。
わたし、ニャル子さんを最初に見たのがアニメ一期目(?)のFlashバージョンなんですが、あのギャグっぽい流血シーンですらちょっとこれはえぐいな、って感じてしまうくらいでしたし*1、比較的リアル等身に近くなるふつーのアニメ化ではオミットされるのも止むなしと言えるでしょう。


銃より剣、剣よりナイフ、ナイフより金属バット、金属バットよりフォーク。
こういうのって、実際の被害とは無関係に身近なものでの暴力行為ほど残虐にえげつなく感じるものですよね。
北朝鮮のミサイルとか聞いてもほとんどの人はぴんときていないでしょう。でも、近所のすき家にナイフの強盗が現れた、とか聞けばこれは怖いとなる。そういうもんです。


あとは、パロディがずいぶんと薄くなっている?
原作は全編これパロ、というノリで、知っている部分知らない部分も含めてそんなセリフまみれなんですよね。
そこも相当に削られてます。



あ、削られているといえば、ニャルラトホテプクトゥルー神話の関係とか、おもしろい部分がごそっと省かれているのは多少気になったかなぁ。OPを見るとクー子はもとよりハス太くんまで登場させるつもりのようですし、全力でぶっ飛ばしていくからそんな時間ねーよ! て感じなのでしょうか。


ていうか、そこまで削っても充分以上におもしろく作ってあるのがすげーんですよね。
ニャル子の一筋縄ではいかない複雑なカワイらしさがハンパなくいたるところからひしひしと伝わってくるのところに、とにかく『スタッフさんわかっている』なぁ、って思えて仕方がありません。大事なところは確実に押さえた上で時間とのチキンレースを決行する……うむ、侠気あふれるにくい演出だわ。




うん、これでニャル子さんってば、近年他にあまり見ないほどに女の子が非ツンデレのべた惚れラブコメなんだよね。ギャグで引っかき回されることが多いし男の子の方が素直じゃない分、くどさがなくて気づきにくいのだけど。


だが、それがいい、だよね。


そんなわけで、ここのとこSAN値がだだ下がりで見るアニメも大幅に減っているわたしも認めるこの一本。
来週からも楽しみに見続けていこうと思います。
ああ、いい。すばらしくいい。
名状しがたいバールのようなもの』最高!


では、また。




*1:割と慣れるもんですけれど