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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

輪廻のラグランジェ 第12回 『またいつの日か、鴨川で』

なんだかよくわからないまま、戦いは終わった。
なんだかよくわからないまま、地球と鴨川に平和が戻った。


ムギナミはヴィラジュリオと逃亡し、ランもまた母星へと帰っていく。
だけどこれで永の別れなんかじゃないんだ。必ずここでまたあえるんだよ。





またいつの日か、鴨川で





う〜〜ん。
最初から最後まで、ず〜っと何か頭の隅にもやもやがこびりついて取れなかったんですよ。
しばらく考えてみて思い当たったのは、言い知れない気色の悪さ? 不気味な雰囲気? そんなものを感じ取ってしまったんだと思うんですよね。


ほら、結局、何一つ解決してないじゃないですか。
何にもわからないまま終わってるじゃ無いですか。




ウォクスの“暴走”の理由や結果も不透明なままだし、動きを止めたアウラのことももちろんそう。モイドやディセルマインの思惑も、ムギナミと逃げたヴィラジュリオはどうなったかもわからないし、アステリアに何が起きて何をしようとしているのかもさっぱりだし、ユリカノは“彼処”で何をしているのかもわからない。


そして、不気味なのはわからないことではなくて「あれはどういうこと?」と誰に聞いても、へらへらと曖昧な笑いと共にあっさりと流されてしまいそうな、そんな不安になりそうな雰囲気が30分間ずっと漂っているように思えたことなんですよねぇ。たとえるなら2000MANIACSの村に漂うオーラのような? 言い過ぎか。いや、たぶんわたしの考えすぎ、というか感じすぎなんだと思う。でも、そう感じたんだから仕方がない。


とはいえ、なにもかも『続きは後編で!*1』というやり方は好きになれないけれど、それは決して不快なモノじゃなかったんですね。



まどかとランの絡め合う指に自分の気持ちを重ねるような感情移入ができました。俗に言う『恋人繋ぎ』というやつですけど、年頃の仲がいい女の子同士がスキンシップの一つとして行うことも珍しくないのです。で、あれ落ち着くんですよ。相手のすべてが自分の一部になったような錯覚が心地いいんですよね。それを思い出すと、二人の気持ちがするするっと心の奥まで滑り込んできて、もう言葉にする必要も無いくらいに“わかる”んですよね。
うーん、なんかニュータイプみたいなコト言ってるかもなぁ、わかる子にはけっこうわかるんじゃないかな、と思うのだけれど。




てな感じにね。
さっぱりわからないお話と、わかりすぎるほどわかってしまった少女たちの思いと、気持ちの悪い心地よさに思いを揺さぶられた最終回でした。いつまでもバイバイを繰り返す二人とかねー、もうかなりキましたよ。


ええ、いちばんわかんないのは、わたしが何を言っているかでしょうね。わかります。


スタッフの皆さんお疲れ様でした。夏に放送されるという第二期目にも、期待して待っています。
おもしろい作品をありがとうでした。

*1:二期目ですね