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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

輪廻のラグランジェ 第10回 『さらば鴨川』


ジャージ部が手伝った部活の展示はジャージ部の活動展示も同じ!
揃って視察に出かけよう! と、鴨女文化祭『おらが祭』の当日、まどかのテンションは上がる一方で落ち着く気配が無い。それは新たに加わった二人の仲間と学校中を駆け回り雑用という雑用を引き受け続けてきたからこその勢いだろうか。ランとムギナミは引き気味ながらも、仲良し三人組でのお祭り見物に反対する理由などあろうはずもない。



一方で、敵にとってみれば鴨川のお祭りなど知ったことではないのだろう。文化祭の最中、ヴィラジュリオはついにウォクスを奪うための本格的な作戦を開始する。ランとムギナミはウォクス・アウラが封印されていて出動のできないまどかを残し、学校を抜けだしファロスへと急ぐ。取り残されたまどかは、一人になってしまったことへの不安に襲われ、自身もファロスへと向かうのだが……。



一番の友達だと思っていた子が、自分の知らないところで自分といるときよりいい(ように見える)笑顔を自分じゃない子に見せている。
これは凹むわぁ。まさにとんびにあぶらげって感じ? あるいは、鍋の隅でこっそり育てていた肉をいよいよ食べようと思った矢先に、空気を読めないばかっタレにかっさらわれた気分か。
裏切られたって思うよね。ふざけんじゃねえっていらいらするよね。それをストレートに表に出せないまどかみたいな子だと、なおさらキツいよね。


アステリアが言っていたように、最初から持っていないなら、さして苦も無く耐えられるんだよね。でも、一度知ってしまったら。
持っているものを奪われることになったのいなら、それはこの上ない苦痛なんだよね。


一人で平気だと思ってたジャージ部活動。
いつしか二人になり、三人になって、それが当たり前の形になっている。


また一人に戻る……違う。それは戻ったんじゃない、二人が減っただけ。友達がいなくなるって、とってもこわいよ。
特に、若い女の子たちにとっては友達がほぼ世界のすべてなんだよね。ぞっとするよ。


ランとムギナミがまどかを残してファロスへ向かったのは、まどかのことを深く思うからこそなんだよね。
だーけーどー! そんな腹芸が直情まどかに届きますかって!
一緒にいこう! いっしょにやろう! 彼女が欲しいのはとにかくそれさ。
たとえ何もできなくてもね。危険なだけでもね。




うまくいかないことに悩んでいるのは、もちろんまどかたちだけじゃない。宇宙人のキリウスやイゾだってそう。
彼らはまどかたちと触れあうことで自信が揺らいでいっている。どんな手を使ってもユリカノの復讐を果たそうとしていた自分たちに疑問を抱きはじめてしまっている。
それはホントにユリカノの思いか? 彼女の復讐じゃなく自分たちの腹いせじゃないのか? 地球を襲いウォクスを破壊することを彼女が望んでいると心の底から思えているのか?


大切だと思うよ。ときどき自分の思いがホントに自分のものであるのかを確認するのって、ね。




△▼△




かくして、ヴィラジュリオとの戦うことへの迷いをいまだぬぐいきれないまま、ムギナミはウォクスで飛び立ったのです。ずっと兄のように慕ってきた男性相手なんだもの。そんなにあっさり割り切れるわけもなし。
それでもさ、裏切ったらぶんなぐる! と言う、ランの言葉に笑顔で冗談を返せるくらいになったのは、ムギナミにランとまどかっていう二人の友達ができたから。


だと、思うのです。


ふー、さて。
いいよねえ、このねぇ、女の子たちのもやもや〜ってくる、恥ずかしい年頃がさ。わたしはそれだけで充分に思うくらいにお気に入りさ。他の部分もおもしろいんだけどね。


やだぁ! 帰るぅ! おうち帰るぅ! にいさまぁ!!


とか! 萌えるし!


では、また。