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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

輪廻のラグランジェ 第09回 『勝浦発→鴨川行』


勝浦の海が見える風光明媚で純日本建築風な趣のある平家の一戸建て。ヴィラジュリオに“アジト”をあてがわれ、ウォクスには手出しをせずに待機するように言い含められた三人がそこにいた。メイドらしく甲斐甲斐しくお茶を入れたりするアレイや、いまは雌伏の時と現状を受け入れてそのお茶をすするキリウスらにイゾは反発し、まどかを暗殺しようと密かにアジトを抜け出して鴨川へと向かう。




一方、鴨川女子高では、文化祭<おらが祭>の準備がまさにたけなわ。雑用万請負が本業(?)のジャージ部のかき入れ時であり、まどか部長を筆頭に新入部員のランとムギナミもあちこちにかり出されて大わらわである。何の屈託も見せずに作業に没頭するまどかだったが、みどりを奪われたショックが未だに尾を引いているのは、垣間見せる『らしくなさ』に如実に現れていた。そして、それに対しなにもしてあげることのできないランやムギナミたちもまた、心からお祭りを楽しむ心境ではないのかもしれない。


そんな鴨女にまどかを訪ねてやってきたイゾは、いきなり変質者に間違われて水をかけられるハプニングを乗り越えながら、男子の身で女子高内部に潜入することに成功する。その後、わざわざ高校まで訪ねてきた彼を恋人だと勘違いしたまどかの友人の口より、彼女の過去のつらい出来事、それを乗り越えて誰かのためにがんばるいまの明るさを聞かされたイゾは、毒気を抜かれたかのようにまどかに会うことなく鴨女をあとにするのだった。


今回のお話は、幕間劇のようで、実は重要な意味を持つエピソードなのかも。
キリウスたち、中でも特にイゾにとって、戦っている相手が『』という漠然とした対象ではなく、どこまでも普通の人間であり女の子にすぎないことを意識したことで、今後の活動での身の置き方が大きく変わってくるのだと思うのです。元々がいわゆる兵士のように機械的に戦っていた彼らではないですから、自分のしていることの意味や、自分がしたことでの結果には、常々大きく気にかけていると感じるんですよね。


ま、ホントに魅力的な三人だと思います。
実は本人も気に入ってること確実なアレイのメイド姿は悪くないし、どこまでもマジメで紳士的なキリウスは密かに男子キャラで一番好きだし、決してむやみに粗野ではなくお年寄りや女の子にはやさしい、というか強くでられないイゾもいいですよね。



Be with Kiss!!



……いつもこんなことやってたのかこいつら。


いや、はじめてだ


はじめてかよ! 即興で合せたのかよ!
芸人かこいつら。


うん。愛すべき三馬鹿。いや、四馬鹿。




それに割を食った形といいますか、今秋の鴨川陣営は少々影が薄かったかな。
だけど、尋常じゃなく不器用なランとか、なんでもそつなくこなすムギナミとか、ぱっと見のイメージでは逆っぽいし、その意外性がちょっとおもしろかったかもね。意外と言えば、普段からジャージの下が水着なことにちょっと恥ずかしいと自覚のあったまどかとか。心底から自信たっぷりであれでいいと確信してると思ってたよ。


そんな感じ。




さて。
ランの本星からのウォクス回収指令、それに先んじてウォクスを破壊しようと企むヴィラジュリオ。
みどりの封印は解かれるのか。ムギナミはヴィラジュリオと戦えるのか。


来週も楽しみだねぇ。
では。