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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

輪廻のラグランジェ 第07回 『曇りのち鴨川』


おそらくは<みどり>の異変のせいで、敵は鴨川から去り当面の危機は回避された。まどかはランと高校生としての日常へ復帰し、ジャージ部としての活動も再開するが、ムギナミに『わたしのためじゃなく自分のためにやっているだけだ』と指摘されて以来くすぶっている気持ちがどうしても晴れてくれない。


彼女の理解者である岩淵先生は、ジャージも着用せず気合い結び*1もナシでの部活動を行うまどかを見て、静かに言う。


ジャージ部魂はどこに置いてきた?



虚を突かれたまどかは、一瞬詰まったのち何もないと笑いながら、岩淵とともに自分までごまかしそうになるが、危ないところで自分が目をそらして向き合おうとしていなかった気持ちに思い至ることができた。そうだ、ムギナミのためと言いながら彼女の気持ちなんてホントは考えてなかったんだ。たしかにアレは自分のためにやったことだ。


岩淵は重ねて問いかけてくる。
自分が間違っていることに気づいたら?」
今度は即答するまどか。
すぐに謝る!


思い立ったら?」
即、実行!



今週はサービスシーンもいっぱいです。



それは幼い日の記憶。
物心ついて以来ずっと目にしてきた灰色の空と同じ色の心しか持っていなかった少女が、一人の年上の少年と出会ったことではじめて世界には色があるのだと気づくことのできた、かけがえのない思い出。
人は得た幸せの分だけ悲しみも知ると言います。命がけで信じ愛し尽くしてきた相手に捨てられた思いは、まるで胸が張り裂けんばかりのものでしょう。


それは日本という国で人並みに育ってきた少女には決してわからない世界かもしれません。
だとしても、彼女のわかろうという気持ち、わかり合いたいと願う思いはホンモノです。


まどかはムギナミの心の声を聞こうとしていなかった。
ムギナミもまどかが自分を思ってくれていることまで否定しようとしていた。


最初からお互いがお互いのことをほんのちょっとずつ理解しようとしていれば避けられた衝突かもしれないけれど、その衝突がなければいまでも一枚壁を隔てたままで相手のことを考えていただけなんだと思います。腹蔵無く自分たちの気持ちを伝え合って距離を近づけていったからこそ、親友と呼べるようなかけがえのない関係が築けるようになるのだと、そう信じて疑いません。



このエピソードではランがホントにかわいそうでね〜。始終やきもきしてたじゃないですか。
わかるよ。自分の友達が他の子とずっと仲良くしてるんだもんこれは気が気じゃないよ。ある意味彼氏に浮気されるよりよっぽどキクよ。本音を言えば半分くらい……2/3くらい? そのくらいはムギナミにどっか行って欲しいって思っていたはずです。敵の宇宙人とかそんなの関係なし。単に自分から友達を奪う泥棒猫、ってそっちの理由でね。


ま、三人仲良くなったあとも、ランはずっとそんな気持ちを味あわされそうなポジションの子です。意がきりきりする生活が続いていくんだろうな。かわいそうだな。ていうかだからこそいじめたいよね! とか、ランのことも好きになったムギナミは余計に思っていることでしょう。


そんな、ロボなんていない、関係ない、ふつーの鴨川の女子高生三人組のお話でした。



与えるだけなんてものはないんだよ。ぜったいなにか返ってくるんだよ。
見返りを期待せず人に与えることができる人の元にはぜったいになにか、ね。


ん。おもしろかったですね。
来週も楽しみだ。


あ、これだけは最後に言っておく。
プリンアラモードをぐっちゃぐちゃにかき回して食うなモイド!!


では。

*1:前髪を結んだアレ