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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 第03回 『ハッケイ島綺譚』


探偵博のパビリオン用地のために学院が無くなってしまうと言うならば、代わりの土地を見つけてそっちに建てればいいじゃない!


アンリエット会長に『学院を守るために探偵としていま何をすべきか』を問われたミルキィホームズの出した答えがそれでした。なんとなく目に入ったハッケイ島を候補地と決めた4人は、どういうあてがあるのか島の便秘症と入院権利書と(持ち主の)実印を手に入れるべく、なぜか海岸に放置してあった泥舟を勝手に拝借して意気揚々と大海原へと乗り出すのだった。


泥舟は沈むものでは、と不安に思うエリーをネロとコーデリアさんが優しく安心させます。


「平気だよ。だってかちかち山に出てきたし」
「昔話にはご先祖様の知恵と勇気が詰まっているのよ』



ばばあ汁で有名なかちかち山ですが、泥舟のそれももちろん忘れてはいけない深い教訓を含んだ名場面です。誰もが愚かとあざ笑う中、知恵と勇気を総動員して重く脆く崩れ沈み行く泥舟をコントロールして目的地にたどり着くエピソードには心躍ります。


ねえよ


やっぱ、エリー以外はバカしかいませんねミルキィホームズには……。
え? エリーだってひどいもんだって? まあそうね。でも、相対的に見ればマシ。きっと、マシ。


結局、舟が沈んだのち島に打ち上げられた無事に島へと渡った4人は、明らかにキャラの違う島の主の手によって牢獄へと囚われることになりました。ここは『ハッケイ島シープリズン』。謎のおっさんの治める監獄の島。



△▼△



ふむ、なかなか。だがもう一歩。
放送開始後しばらくは単に萌えキャラをてんこ盛りに集めただけの萌え媚びアニメの典型と見られていた第一期のミルキィホームズ。その評価が一変するきっかけとなった『バリツの秘密』に通じる強引且つ流れるような息もつかせぬナンセンスギャグ展開……に迫るものが今回感じられました。


はい。迫るもの。つまり、迫ってはいたが越えてはいないということ。
実に惜しいです。
もしかすると『バリツの秘密の』のはじめてによるインパクトを上回ることは金輪際不可能なのかも知れません。ですが、そこであきらめては進展がありません。今後も果敢に飽くなき挑戦を続けて欲しい。そう願ってやみません。


つまり、ね。今回は見なきゃさっぱりわからないノリのお話です。
あらすじを並べてみたってどーにかなるものじゃありません。



島に眠ると言い伝えられる宝を求めて囚人として潜り込んでいた男装アルセーヌさま凛々しい
とか。
抜くなよシャロ!
とか。
あの島は私設監獄じゃなくて正式な刑務所だったのかよ!
とか。
つまりおっさん公務員のえらい人かよ!!
とか。


まあ、ツッコミどころはいくらでもあるのですけれど言い始めるとキリが無いわけですね。



♪ムリ〜ムリ〜 こんなのぜったいムリなのよ〜
♪なまこ〜なまこ〜集めろなまこ〜
「どうしてなまこを集めるんですか?」
♪乾燥させて〜中華街に売るらしいみたいよ〜高級食材だからね〜
「へぇ〜〜」


こう、ミュージカルも楽しめます。



あと、今回目立ってたのは、一人だけ美少女を徹底していたエリーでしょうかね。
いつもそうだけど、なかなか崩れた顔にならないのね。
で……エリーってもしかしたらネロよりクズなんじゃ、とかふと思ってしまった。
ないよね。気のせいだよね。ね!!



そうそう、4人の男装アイキャッチも貼っておこう。





ネロとコーデリアさん良すぎ……。



最初と二度目。
開拓することの難しさと、越えることの難しさ。
この第二幕は第一期のイカレっぷりにどれだけ肉薄できるのか。


あるいは、凌駕してしまうのか。
その期待の片鱗を今回ちょっと感じることができたかも。


では、また。


改めて見るとエリーやっぱりくz……ううん、そんなわけない!!