きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

ベン・トー 第11回 『ポカリスエット 125kcal』


オルトロスに敗北した槍水は翌日の学校を休んだ。同じく敗北を喫した「茶髪」がそうであったように、もしかしたらいままでに経験が無いほどの大敗に心が折れてしまっているのではないか? そう心配した佐藤が放課後に槍水の住むアパートへ立ち寄って様子をうかがってみると、彼女は最近ぐずついていた体調をこじらせて寝込んでいただけだった。確かに身体は弱っていても、心の底に灯る闘志の炎は未だ消えてはいない。それどころか、いまにもその小さな身体を燃やし尽くしてしまうかのようにめらめらと燃えさかっているのだった。
槍水は佐藤へオルトロスへの伝言を頼む。
明後日の土用の丑の日に、スーパー・オードリーでウナギ弁当を懸けて勝負だ」と。
さあ、リターンマッチだ。



家はお金持ち。整った容姿に高度な教育を施されて一流大学の付属校へ通い、そこでは生徒会長と副会長を務めている。
彼女たちの勝ち組生活はそんな優等生の表の顔だけに留まらない。裏へ回れば誰もが恐れる強力な狼としても君臨しているのだ。


まさに順風満帆の人生を歩んでいるかに見える沢桔姉妹だが、彼女たちはその「オルトロス」の二つ名ゆえにだろうか、過去に大きく打ちのめされ、いまなお消えないトラウマと戦っている。二人に傷を与えたのは「ヘラクレスの棍棒」の二つ名を持つ男。



それぞれの二つ名の元となったギリシャ神話では、双頭の犬・オルトロスを勇者ヘラクレスが殴り殺したという。




その通り。トラウマは未だ克服できていない。
今夜も姉の梗は悪夢にうなされていた。妹の鏡は姉を心から案じてもう少し落ち着くまで狼としての活動を控えようと提案する。しかし、梗は頑なに続けると言って聞かない。敵であるはずの槍水や佐藤や二階堂を『信じているから』と言いたげに。いまじゃないとダメだと言わんばかりに。これはどういう意味なのだろうか。



いよいよ訪れた再戦の日。
もう一方の槍水仙 ── 氷結の魔女 ── は、病状がさらに悪化していた。



熱を吹き飛ばそうと熱い風呂につかる

風呂から出た後に暑いから薄着でエアコンをかけて涼む

そのまま朝まで爆睡

熱がさらに上がる


最強コンボである。



……そして、眠りについていたヘラクレスの棍棒も、再び活動を開始する。
オルトロスを退治するのは自分の仕事だ、とでも、いうのだろうか。




△▼△



座薬、かぁ。
どうですか、あれ。どうって聞かれても困るか。や、わたしは使った経験が無いんですよね。
なんでも、上手く入れないと力を入れると飛び出しちゃうとか? そんな聞き捨てならないエピソードもまれによく聞くじゃないですか。


うーん、次に熱でも出たらこっそりと試してみましょうか。別にムリに経験することもないんだろうけど。


さぁ、今週の白粉さんは徹夜明けのハイテンションでした。なんでもPCが壊れたから手書きで小説を書いていたとか。
そうね、PCに慣れるとなかなか自分の手で長文なんて書かなくなりますよね。彼女はまだ高校生だし作文の宿題もあるし、特に違和感も無かったんでしょうけども。


ふう。
いよいよ来週は最終回ですね。どーだろ、駆け足にならないといいな。
ちょっと不安もあるけれど、まずは素直に期待して待ちましょうか。


では、また来週!