きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

アイドルマスター 第23回 『私』


765プロ合同ニューイヤーライブまでもう少し。天海春香は所属アイドルみんなの力を合わせてぜったいに成功させようとがんばっている。自身のスケジュールを調整し仕事の打ち合わせもそこそこに切り上げながら、仕事の合間を縫って行われる合同練習には必ず参加するようにしていた。しかし、全員の都合が一致することはまったくない。彼女の思いと裏腹に、練習への参加者はむしろ減る一方にも見えた。




春香は思う。みんなで一緒に、って思っているのは自分だけなんだろうか。もしかしたらわたしは他のみんなに無理を強いているのではないだろうか。悶々とした気持ちを胸に抱き続け誰に相談することも出来ずに目の前の大事な仕事に集中することも敵わない。
そんな彼女の散漫さが大きな事故を招いた。舞台の上に大きく口を開いていた迫りの穴に落ちそうになった春香を身を挺して救ったプロデューサーが、奈落の底へと落下して大けがをしてしまったのだ……。


不安、なのかな。
みんなが離ればなれになってしまうことに対する焦燥感に襲われてるのかもしれないね。



おそらく春香というキャラに付加されているだろう『普通の女の子』な属性にぴったりの性格なんだよね。
わたしも覚えがあるけど、別に自分が取り残されているわけじゃないのに、一緒に前に進んでいることはわかっているのに、昨日まで隣を歩いていた友達がそこにいないのってとっても寂しいんだよ。クラス替えとか卒業とか、そういう最初からわかっている確実な別れの方がかえって楽なのかもしれない。当たり前にそこにいるはずだった関係が前触れも無く一変することに戸惑ってしまうのかもしれないなぁ。


……ところで、今回に限らずときどき感じ続けていたんだけども、もしかして春香って765プロで一番ヒマ?


だってほら、先週のクリスマスパーティでもそうだし今週も一番時間に融通が利くっぽいのが春香に見えたよね。
きっと春香以外の子のオフをほとんど描いていないから相対的にそう見えてしまうだけのことだと思うのだけれど、このあたりを自然になんらの違和感なく描くのは時間的に相当に難儀なのかもしれないねぇ。
あ、今回のファンから送られてきていたプレゼントの量が春香もみんなと同じくらいあるようにわざわざ見せていたのは、それを払拭するための演出なのかな。別に彼女だけ仕事が少ないわけじゃないよってアピール? それならばそれなりに効果的でうまいなとは思った、うん。


結局さ、みんな目の前のことで精一杯なんだよね。
決して他のメンバーと過ごす時間を軽んじているわけじゃないんだよ。そこまで気が回らないだけなんじゃないかな。結果的にそれは春香が危惧していることに繋がるとは思う。メンバー間の関係はこの先薄くなっていく一方だと思う。だけど、それはどうしようも無い、誰にも止められない必然。きっとそれを誰よりもはっきりと自覚しているのは春香だろう。わかっているから、少しでもそうなるのを先送りにしようと必死になって空回りなのが現状、かな。


知らずに過ごすことがいいことだとは言わないけれど、気づかない方が幸せなことは確かにこの世はにあるんだよね。





△▼△




さて。
落下事故で病院に急送されたプロデューサーさんの容体はどうなんだろうね。緊急手術が執り行われているようだったけれど。
まさか殺しはしないだろうし、そこは心配してないけどね……。


ふむ、次回は一皮むけて大きく成長した春香の姿が見られるのかな?
あきらめ続けていくことがが大人になっていく過程だなんて、なんだか寂しいね。
いまさら、だけどさ。


では、また来週。
そろそろシメですね。