きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

アイドルマスター 第21回 『まるで花が咲くように』


765プロ社長の友人であり所属アイドルたちの良き理解者でもある芸能記者の善澤の尽力により、千早のスキャンダラスなゴシップは収束に向かった。元々が言いがかりにも等しく記事と呼ぶことさえはばかられるような内容の“記事”が始まりの醜聞だっただけに、千早本人が語った重い告白の掲載された雑誌の発売と同時に、彼女のファン以外の多くの人たちまでもが急速に千早に同情的になっていくのは当然のことだったのだろう。




一つの作戦が失敗に終わった直後にもかかわらず、性懲りもなく765プロを追いつめようとする黒井だったが、ありとあらゆる姑息な手段を駆使しての妨害工作にも、常に前向きな姿勢で自分たちの出来ることを最大限にやろうとする765プロの面々に計画を打ち破られ続け、ついには飼い犬にまで手を噛まれることになってしまう。
そう、ついにジュピターが反旗を翻し、彼の元から去って行った。


今回は大きく分けて3つのお話がたった30分にこれでもかと言うほど詰められていました。
すごい構成ですよ。まったくムダがない。そして足りない部分もない。
実に堪能しました。ほくほく

【1:如月千早

件の告白記事が雑誌に掲載されてからまもなく、千早が最初にファンの前に姿を現すイベントの日がやってきました。
それは、他のプロダクションとの合同で行う大きなライブイベント。
ここで千早がどうするべきか、会場の空気は彼女を受け入れてくれるのか。これから先も芸能界で生きていくためには避けることの出来ない大きな試練と言っていいのでしょう。




△▼△



なぜだろう。多くの人に自分の知られたくなかった過去を知られて、それから間もないのに。
どうしてだろう。ここは半ばアウェーにも等しい他のアイドルたちのファンも多い合同イベントなのに。
なんでなんだろう。黒井の差し金で演奏データが使えなくなりアカペラで歌わなくてはならないのに。





彼女は、楽しそうに笑っている。
ほほえんで、力いっぱいうれしそうに、幸せそうに歌っている。


先週に引き続き、千早の歌に対する気持ちがひしひしと伝わってくるものすごい描写だったと思います。そして、このあとがさらにすごいんです。もう、ホントに夜中だっていうのに黄色い声上げちゃったもの。



黒井の差し金でオケを流さないようにしていた音響スタッフがね、こんな苦境をものともせず全力で歌う千早の姿を見て、自分がいまやってることを心から恥じたのよ。そして、絶妙のタイミングで、まさに音のプロが最初から計画していたことではないかと傍目には思うような、非の打ち所がないあざやかで自然な挿入を見せてくれたんですよ。


これは……キました。マジすげええええ!!!





そんな感じ。


【2:ジュピターと黒井】


ジュピターに関しては、わたしが以前に言っていたことほとんどそのままの幕引き(?)でしたね。
だって、知らなかったはずはないのに。うすうす気づいていたときも、完全に明らかになったあとも、ずっと黒井のやっていることを放置していたのに、結局「知らなかった」と謝ってきたわけですよね。




一方の、黒井社長の小者臭もハンパないです。
前述したオケを出させない工作はまだいい方で、765プロを名乗って電話をかけてメイクさんの出張をキャンセルさせるとか……これって他人の家にいたずら電話で出前を頼む嫌がらせと同レベルじゃないの。


久しぶりに昔の仲良し三人、黒井・高木*1・善澤の三人で飲んでいても、黒井だけ言うことぜんぶお子様レベル。しまいには言うに事欠いて「お前に負けたわけじゃないからな」とか。ボロ負けしてるじゃん!


どっちもなんだかなー、ですけれど、最終的な両者の違いは大きかったかも?



「知らなかった」はウソだと思うけど、それでもジュピターは大手のプロダクションから離脱することを覚悟してまで社長に諫言する気概はあった。何度もへたれたけど、最後の最後にやってくれたし、終わりよければすべてよしの法則で許す!!


だが社長。おまえはダメだ。あまりにもバカで小者で腐ってる!
善澤さんは黒井を「根は悪いやつじゃない」と言ってましたけどねぇ。
や〜、根っから悪い人っていないですよ。根っからいいやつもいないですけど。
やっぱダメですよ、あの人は。


……いやでも、ただの大きな子供なのかな黒井さん。
どちらにしてもダメはダメなんですけども。

【3:音無小鳥

彼女は、カレシもいなくて、友達も少なくて、休みとなれば暇をもてあましている冴えないOL、と思ってちょっと親しみを感じていたんですけれどね。

歌姫やってんじゃん!!





落ち着いた感じの客層も高い高級なピアノバーで、歌ってんじゃん小鳥さん!!


騙された! くっそ騙された!



そんな個人的なショックはさておき、ふつーに驚きだったんですよねぇ。
だって小鳥さんって、いままでぜんぜん芸能活動、というか現場の方にはまるで関わらなかった人じゃないですか。事務所で書類仕事とかだけやってて、自らパートタイムでもプロとして歌を歌っている人だなんてまるで思わなかったですよ。ねえ?
今回の作中でちらっと見えた古い写真を見ると、どうやら小さい頃から社長たちと知り合いだったみたいだし、元アイドルの卵かなんかだったのかなぁ。お? 写真の右下の人ってこの店のマスターかな?


あ、でも、そういや、小鳥さんって他のアイドルたちに匹敵するくらいのファンがいるらしいですよね。そうだ、たしかCDに歌も入ってたっけ。ふむ。ゲームの設定とは違うんだろうけど、そっちのファンにもいいサプライズだったのかな?




△▼△



や〜、何度も言うけど、千早の歌が好きなところを説明セリフの一つも無しに『演技』だけで見事に描ききったこの二週は相当にお気に入りです。黒井部分はもちろんマイナスだけど、見ているときはそんなの忘れるほどに完成度が高いと思います。


あ、その黒井は、う〜〜〜〜ん。
最後までバカすぎて気にくわなかったけれど、一応はこれで丸く収めてくれたのかな? もう来週からはおかしな妨害はないよね? 無いといいな。無いんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ?


そんなわけで、今週もおおむね満足でした。
来週も楽しみに待ってるよ〜〜。

*1:765プロ社長