きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

猫神やおよろず 第12回『奇縁宿縁コンテンション&宴会センチメンタル』


繭とツクヨミ様のお見合いをぶっつぶせ!
恋する女の子はいつだって本気です。相手がどんなにえらくたって、どんなに強くたって、恋のためなら関係ない! 障害は実力で排除してみせるし、そのためにならライバルとだって共闘して見せましょう!!


待ってて繭。メイ子と笹鳴とゴン太が全力で救出しにいくからね!


……って、あれ? ゴン太くんなぜそこに



わたしのような平凡な生まれには理解の及ばない世界のように思えても、実は名家の社会も下々の社会とそうそう変わらないのかもしれません。
高天原一の実力者のアマテラスにその弟と見合いをと言われれば、名門の猫神頭領家の繭の実家とて逆らうことは不可能です。えらい人はよりえらい人にへつらうことでその地位を保たねばならないわけで、わたしたちが上役にぺこぺこしているのと根は同じ、なのかな。かもね。


そして、そんな大人たちを尻目に、暴走とも言える強引さで社会秩序を乱すことを恐れない少女たちがここにもいます。人は神に似せて作られたと言います*1。それならば神も人と同じようなことをするのでしょう。



繭さまにわたしが必要とされているかなんてわからない
笹鳴がくじけそうになれば、
繭に会って、ちゃんと繭の気持ちを確かめましょうよ!
メイ子がそれを支えようとする。



くじけそうになったら助けてあげるからこその友人です。
正々堂々と競おうとするからこそのライバルです。




彼女がそれを望むのなら仕方が無い。でも、わたしたちはそれを彼女の口から聞いていない。
ならば、確かめるために行こう。ここで考えているだけじゃなにもはじまらない。
だから立って。一緒に行こう。


そして、話してダメなら力ずく。無理を通して道理を引っ込めてやるぜ!!
じゃまするものはすべて蹴倒してまかり通るでござる。




そんな子供たちの無法は、あっという間に大人の力でねじふせられるもの。圧倒的な力の差に、己の小ささをいやと言うほど思い知らされる少女たちは……そんなん知るか! そう。たとえ踏みつけられても、心までは簡単には折れない子も、たまにはいるのです。神だって人だって、やっぱり同じ同じ。


笹鳴の思いは、ツクヨミさまにも、繭にも、きっと届いたことでしょう。




かくして、繭は嫁に行かずに済みました。もとより誤解で嫁に行く予定などなかったのですけどね。そんなことメイ子や笹鳴にわかるもんじゃあありません。友人らの狼藉の責任を取って繭はツクヨミ様に大きな借りを作ってしまうことになりました。いずれはその借りを返さなければならない。月の蔵の番人にならなければならないのかもしれない。



でも、いまはまだ、そのときではないようです。




多くの人が集い神様に愛された八百万堂は、今日も商売繁盛……はしていませんね。
お金にならないお客様で千客万来です。それでも、若い女店主はとっても幸せそうです。


ただいま
おかえりなさい


今日も、賑やかな一日になりそう。



△▼△


うん、最終回も楽しかったです。
原作を壊さない程度に崩して、最終回らしく今までの登場キャラを勢揃い*2させた、ほのぼのわくわくの大団円だったと思います。



総じて目立たないけれど高レベルな作品だったと感じますがどうでしょう。
世間的な人気はどうなのかなぁ。二期が期待できるくらいにあったのかなぁ?
ちょっとビミョーな予感がしないでもないですね。


とにかく、わたしは満足。大好きでした。
スタッフの皆さんお疲れ様でした。次回作もこんな丁寧な作りの作品を期待していますです。


では。

*1:もう宗教観ぐちゃぐちゃですがわかって言ってますので

*2:でも、それまで皆勤賞だった元社長と青年は、残念ながら先週・今週は出てないのかな?