きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

シュタインズ・ゲート 第18回『自己相似のアンドロギュノス』


まだ終わらない。もっとさかのぼってやり直さなければまゆりは救えない。
次に取り消すべきは、ルカが自分の母に向けて発信し彼女が女として生を受けるきっかけとなったDメールだ。


そして、これで三人目。
一人の少女を救うために、また一人の少女がようやく手にした幸せが無残にも奪い去られることになる。



今回のはおそらくいままでで一番残酷な話ですね。
岡部はルカ子に『男に戻れ』と言いました。


ウソです。


彼女は生まれてから16年の間ずっと女の子でした。自分の性に疑問を抱いたことなどもなかったはずです。
そんな彼女に岡部が言ったことは、要するに、


女の子として生活してきたすべてを捨ててなりたくもない男に生まれ変わり0歳からやりなおせ


なんですよね。
繰り返しますが、このルカ子は戻るべき男性などありません。生まれたときから100%の女の子なんですから。


こんなこと言われたら当然言うことは一つです。


ふざけんじゃねえよ。


岡部さんが一日だけ恋人になってデートしてくれたら男になります



……はい?
番組開始10分も経ってません。作中でも恐らく数時間経ったかどうかでしょう。


納得するの早っ!!


ていうか先週に引き続きどう考えても一週で終えるのはムリ回ですよこれ。
ゲームならどうとでもできてもアニメじゃ10分はどうやったって10分です。10分で人生のすべてを投げ出す決断をされちゃ正直(゜Д゜)ですよ。


まあこの時点で今回は先週に続いて残念回確定なんですけども……後半のデートシーンは悪くありませんでした。



待ち合わせ場所に立つ岡部の姿を目にした直後に慌てて自分の身だしなみチェックをはじめるルカ子とか、オサレなカフェで慣れないデートっぽい会話に挑戦してみようとする岡部とか、初々しくほほえましくかわいらしい二人にちょっと和みました。




傍から見ればほほえましくはあっても、カチコチで終わったデートに当の岡部は納得のいかないものを感じます。
デートがうまくいかなかったのはなぜだ。そうか、あれは普段の自分じゃないからだ。
正しい自分とルカ子の関係は、鳳凰院凶真とその弟子、ではなかったか。
そうだ、その『設定』でデート(?)のやり直しをすべきじゃないか。


ルカ子のために!



これ、わたしがルカ子の立場だったとしたら、それこそ納得いかないって怒ってたかもなぁ。
求めるものは師匠じゃないし、いつもの関係でもないんだもの。
男の子だったルカ子が女の子になりたいと思った大きな理由の一つが、岡部への恋心だったんだもの


男の子に“戻っ”たら、もう岡部を好きだなんて言えないじゃない。
だからこそのデートだったんだよね。



うん、ぜったい岡部はやっぱりずれている。ルカ子の気持ちなんてぜんぜんわかってなかった。
わかってはいなかったけど、ルカ子を思っての行動ではあった。それは間違いないと思う。


だから、ルカ子はそれで満足したんだろうね。まったく、どこまで控えめで優しい子なんだろう。




── かくして、今回もまた、一人の少女の夢と引き替えに世界線は移動します。
今度こそ。今度こそ、助かってくれ、まゆり。
岡部は心の底から願うのでした。


そんなわけで、納得はできないけどいい部分もあったかな? ってところですね。


ああ、そういえば思ったんだけど、原作に比して助手がとってもおとなしいんですよ。
あの子はゲーム中では『どうせ無かったことになるんだからルカ子ががたがた言ったら暴力で言うことを聞かせろ(超訳)』と言い放ちましたし……。


他のところでも『岡部の自己責任で重犯罪に手を染めろ(超訳)』的なことも言ってたりするんです。助手も案外……いや、みんな知ってるか、うん。中二病の傾向が強いですよねぇ。


では、また。
わたしの読みでは来週はすっごいおもしろい!