きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

猫神やおよろず 第03回『捨て鉢デッドライン』


優秀な陰陽師にして売れっ子マンガ家でもある雪那は、その能力を生かして常日頃から式神をアシスタントとして使役していた。ある日、ようやく連載の仕事を終えて一息ついていた式神アシスタント達は、雪那が自分たちに黙って5日後が締め切りの40ページの仕事を受けていたことを知り……遁走した。


やむを得ず友人のしゃもを頼りその伝手で繭たちがマンガの仕事を手伝うことになったのだが……。



ま る ま る 二 分 間 も マ ン ガ を 読 ま さ れ た



ああ、二分だったんだ。五分くらいに感じてたよ。



それにしてもあれですよね。お手伝いのこびとさんって、誰もが欲しいと思ったことのあるマストアイテムですよね! 寝ている間に宿題やってくれるとか、朝起きたらお仕事が終わってるとか、限定レアものの行列に代わりに並んでくれ……たりはしませんけれど、古今東西同じようなことはみんな思ってます。グリム童話の『小人と靴屋』がもっとも有名でしょうか。ていうかその後の同様の話はすべてそのアレンジかもしれません。何はともあれ、あのお話大好きです。


寝てれば誰かが代わりにやることやってくれるんだもの!!


閑話休題。


さて、お手伝い開始です。

  • 柚子
    • 料理が上手そうだから炊事担当。腹が減っては戦はできません
  • 笹鳴
    • マメそうだから洗濯担当。そういうものがたまってると気分からすっきりしません。
  • 芳乃
    • やる気がありそうだからしゃもと原稿の手伝い担当。
  • ゴン太
    • 12P目の背景、14P目のモブ、15P目の効果の処理……具体的に!
  • メイ子
    • がさつそうだけど勢いはあるから買い出し担当。
    • そのへんでごろごろしてる担当。



これ全部、雪那が見た目からのみ判断して割り振った仕事です。


なにげに適材適所! 特に柚子と繭に関してはどこからも文句の出ない見事な人選と言えましょう。ああ、繭様からのみは文句が出るかも……ま、無視ですね


人間ね、見た目が8割って言いますよ。見た目で判断されるし、するものです。別にこれは『※ただしイケメンに限る』って話じゃないですよ。髪も服も身だしなみをきっちりして立っていれば、それだけで一目置かれます。マンガのように不潔で無精だけど素体として美形だからモテるなんてことは絶対にあり得ませんから、勘違いしちゃいけません。


不潔なイケメンより清潔なブサメン。


これです。
覚えておくように。



さて、戻ろう。
あ、これって低消費電力がウリじゃなくて電気食いがウリって意味か! ウチは据え置きゲーム機がWiiしかないからこれのモデルはなんだかわかりませんが、PS3かXBOXかそのへんなんでしょうね。




思えば我が家は、いやさわたしの部屋は、去年の夏には盛大にブレーカーが落ちてました。なにせ部屋にエアコンやPCはAV機器はもちろん電気ポットやらコーヒーメーカーやらまで装備してあったもので、家の設計時に2Fに分配された電気容量じゃまるで足りなくなってたそうなんですね。うん、わたしの部屋のみで2Fの数部屋分ぜんぶ使っていたらしいです。
その後に工事を行ってずいぶんとよくなりましたが、いやぁなにをするにもびくびくしながらやってましたね。なんせ大学のレポートやら職場での配布物やらの作業中にPCが落ちたらもう泣くもん。泣くってか暴れるよ怒り狂うよマジで! あのときは5分ごとにバックアップ取ってたなぁ。


ってやば。久しぶりに超脱線してるぞわたし。最近減ってたのに無駄話満載だ。


戻る。



術者と式神の間には絶対服従の主従契約が結ばれているものですから、本来なら雪那が一言命令すれば、式神達に拒否権はないんです。どれだけキツかろうとマンガを手伝えと言ってしまえば、もうそこで当面の問題は終わり。片付いちゃう。
でも、終わるのは当面の問題だけじゃないんですね。もしそれをやってしまえば、雪那と式神達の間にあった信頼関係も、友情のようなものも、ぜんぶ終わってしまうんですよね。おそらく今後二度とアシスタントが逃げ出すような事態には陥らないだろうことと引き替えに、もう二度と、対等に語り合うことはできなくなります。彼女はそれがいやだったんですね。


自分が生み出したかりそめの命だけど、自分で考えて、動いて、楽しいことを楽しいと感じ、つらいことからは逃げようとする。もう、それは確たる人格を備えた対等につきあえる存在なんです。そんなかけがえのない友人達を契約で縛って働かせるなんてできない。そう、わたしも思うでしょう。



式神達が望むご褒美は、雪那の手作りプリンのみです。きっと味は有名店で買う高いプリンの方が上でしょう。しかし言うまでもないですね。友達がぶつくさ言いながらも自分のために作ってくれるものがうれしいんです。バレンタインにもらうのはブランドものの高級チョコより不格好で味も均一じゃない手作りチョコの方がいいでしょ? って、それは中高生くらいまでかな? まあいいや。


……長え。うん、わかった。終わりにする。
最後まで読んでくれたあなたに感謝しつつ、また来週! と挨拶をしてみます。


では。