きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

DOG DAYS 第12回『4つの条件』


勇者が元の世界へ戻るための4条件

  1. 召喚主自身が送還の儀式を行うこと
  2. 召喚から送還までの期間が16日以内であること
  3. 送還された勇者はフロニャルドで得たものを何も持ち帰れない
  4. 一度送還された勇者は二度とフロニャルドを訪れることはできない


3の補足。これは知識や経験、つまりはフロニャルドで過ごした記憶も例外ではない


送還の儀は二日後の朝に執り行われることとなった。


「姫様お手!」

「はいっ!!」


「おかわり!」

「はいっ!!」


「よ〜しよしよし姫様えらい! 姫様かわいいぃ〜〜!」

「なんででしょう。こんな単純なことなのに、なんだかすごく楽しいのは〜




……知らない間にカンペキに調教されてるぞオイ。
よろこんでるぞ姫様。どっからどう見ても主人に褒められた犬だ。


そうか、そうなんだな。
愚かな犬どもはご主人様を求めているに違いない。


この世界は我ら人間に征服されるべき世界なわけだ!!


なーんか薄い本ででもやりそうなバカな発想はうっちゃっておくとして……。


結局、記憶を失うって事は生きて帰れないのと同じだと思うんですよ。だって、フロニャルドでの経験で成長したのがいま生きているシンクであって、元の世界に戻ったシンクはここにいるシンクとは身体は同じかもしれないけど中身は全くの別人ですもの。


元々言われていた『召喚された勇者を元の世界に戻す方法はない』というのは、間違って無かったってことですよねぇ……。


わたしならこの場合間違いなく元の世界へ戻ることをあきらめるだろうな。
うん、ぜったい。ムリだって、記憶を無くすとわかっていて戻るなんて。



△▼△


自分のために誰も悲しませたくなんか無い。この世界にボクを呼んでくれた姫様に関してはとくにそう思う。
だから、こんなことは知らなくていい。きっとまた会えるって、そう信じて別れよう。


身内で開かれたお別れ会……壮行会かな。そこでのシンクの挨拶は、とても中学生とは思えない力強さと優しさと気配りにあふれた名スピーチでした。



元の世界に戻ってもここでの経験を忘れず、きっとまたすぐにお邪魔したいと思います


ホントは大声をあげて泣きだしたいくらいにさびしくて、悲しくて。すべてを忘れてしまう事への恐怖心だってぜったいにあると思う。人間だもん、こんなことになるなら最初から呼ぶなよ、って負の感情だって少しはあるんじゃないかと思う。


それでも言うんだ、彼は。



ビスコッティとフロニャルドにピンチがあるなら、勇者シンクはきっといつでも駆けつけます!


それが叶わないことだとわかっていても。
誰も悲しませないために。



△▼△


これ、キツいのはシンクよりリコかもしれないですねぇ。
なにせ、シンクが帰った後にいつまでも隠し通せることじゃないですものね。


誰も彼女を責めたりしないでしょう。それがかえってつらいのかも。


えっと、次回が最終回かな?
さて、どうなるんでしょうね。すべてを忘れて元の世界でベッキーと楽しく過ごすシンクを姫様が星見で眺めながら涙するとか。ふと、なんとなく長い夢を見ていたような気持ちで、おぼろげにフロニャルドのことを思い浮かべるシンクとか。こんなベタ展開は……無いか。あえてこういうのでもわたしは一向にかまわんッッ! と声を大にして言ってみる。


とにかくちょっと中だるみもあったけれど、基本いい感じに盛り上げ続けてくれました。
最後まで期待しちゃいます。ええ、もう!!


メタなこと言っちゃえば今後の売れ行き次第で何度でも戻ってくることになるだろうから、どんな結末であっても二期で簡単に覆しちゃうんでしょうけどもぉ。