きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

俺たちに翼はない 第09回『胸が高鳴るーっ!!』


ついに明日香に知られてしまった多重人格の秘密。
彼女は自分も羽田に近い境遇にいるために助け合えると言うが……?


当の羽田はいつもにもまして深く“グレタガルド”に潜り戻ってくる様子はない。
千歳はやむを得ず羽田に“なりすまし”彼の替わりに高校生活を続けることにした。



なるほど。やはり羽田はあの身体の主人格ではなかったようです。
羽田は同居している小鳩のいとこの設定で、彼女のホントの兄が主人格……でいいのかな。
小鳩が羽田を「あの人」と呼んでいたのが実に印象的でした。決して毛嫌いしているわけではないのだろうけど、一線も二線も引いてる感じですね。



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人気を博したデビュー作の少女小説から一転して、老人が主人公の一般向け小説に大挑戦した日和子を待ち受けていたのは、返本また返本の厳しい現実でした。
たしかに、それはまだ若い日和子には難しいジャンルで、登場人物の描き方も稚拙な誰にも受け入れられない失敗作と呼べるものだったかもしれない。だけどそれでも、作家が自分の書きたいものをのびのびと書いた一冊の本の魅力を、大勢の人に感じてもらおうと、千歳は精一杯の紹介記事を雑誌に寄稿するのです。


喜ぶ日和子と対照的に、記事を読んだ英理子の反応は辛辣なものでした。
できもしないことに挑戦するより身の丈に合ったものを書いていればいい。その世界では認められているんだから
遠慮会釈なく言い放つ彼女に日和子は『参考にさせていただきます』と言葉少なに答えるのみ。
常日頃から新作への悪評に押し潰そうになっている彼女には、これが精一杯の自己防衛だったんだと思います。


ここで英理子はとっても不服そうに言うんですね。
昔の日和子は素直でかわいかった
おそらくもっとストレートに悔しさや悲しさを表現した方がいい、というようなニュアンスではないかと思うんです。英理子の日和子に対する厳しくも優しい友情を感じたんだけどね。


千歳が『欠点もあるけど好き』と必死にフォローするも、日和子の心は晴れません。まあわかります。近しい友達には、やっぱり自分の作品を全肯定してほしいものです。
彼女はもう仲間内だけで褒め合ってはいられない、厳しいプロの世界に生きているとしても。



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ようやく鳴の自転車が見つかりました。
難しい家庭環境により一緒に住むことのできない母との唯一連絡が取れる手段が、その自転車のかごの中に収まっていたポケベルだったのです。彼女は自転車よりそれを取り戻したかった。


盗まれたんじゃなくて放置自転車として撤去されていただけだったんですけどね!!


そういえばあれってばほとんどまったくのレベルで誰も引き取りに来ないそうですよ。
まあねえ、今日日、自転車なんて一万円も出さずに買えるものですから、なくなった? じゃあ新しいのを買おう、みたいな発想が自然なのかもしれません。
うん、引き取りに行くと手数料を取られるところが多いそうですもんね。なおさらそうなるのかもしれません。


友達の友達は皆友達だ。
鳴は自分には友達がいないと躊躇せずに言えるほどよく訓練されたぼっちの子です。にゃ。ぼっちの子だったんでしょう。だってさ、キミの自転車のためにどれだけ多くの人が動いてくれたか。そのほとんどは遊び半分であり、兄や成田の知り合いであることは事実だけれど、鳴のことを気に入らなければ誰も手伝ったりしてくれないもの。


うむ。がんばれチューリップ! キミはいい子だ。一歩自分から踏み出す勇気さえあれば、きっといまよりずっと救われる。



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羽田は副人格の一つでしかないのに自分が主人格だと思い込んでいる。
いや、主も副もなく自分以外の人格があることを知らない、と。
そういうことのようです。


もう“現実世界”への帰還を拒んでしまっているのか、彼と会話を望む明日香の気持ちに反して一向に戻ってくる気配が無い。これは困ったものです。


というか、やっぱこの明日香は未だに何を考えてるのかさっぱりですね。日和子や鳴のような他のメインヒロイン同様の種明かしが未だないままもう9話目です。今後はこのルートを重点的にやっていくんだろうなぁ。やっぱゲームのトゥルールートのヒロインとか、そういう位置づけなんだろうなぁ。


などとやったこともないジャンルのゲームのお約束を想像してみながら、そろそろ長すぎるしぶったぎろうと同時に考えていたりするのでした。


はい、来週も楽しみです、っと。
そーいや今回はアバンの露骨サービスコーナーがなかったね。
DJコンドルが殉職したからでしょうか。


では、また。