きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第07回『ほんとのお願い』


昼間はあなるのいるレンタルビデオ屋、夜はぽっぽのいる工事現場。元引きこもりのじんたんによるハードワークなはしごアルバイトがはじまった。
めんまの願いはみんなで花火を作り打ち上げることかもしれない。だが、もう小学生でない彼らには、大型花火を素人の未成年が扱えるようなものではないことを知っている。一度はあきらめた面々だが、ふとしたきっかけから花火職人に特注の花火を頼めるつてを得た。必要な金額は20万円。
かくして、じんたん・あなる・ぽっぽの三人は、協力してお金を作ることにしたのだった。


お金を出す、って行為は、ホントによほどのことです。
いくらお金が有り余っている人であっても、誰彼かまわずお金をあげたりしないし、興味も利益も無いものに投資したりすることはありません。ただでさえ金欠が日常の高校生にしたらなおさらでしょう。自分のためでもないことにアルバイト代からお金を出すなんて、ほとんど考えにくい事態です。


それは、めんまのため? ううん、あなるはもちろん、おそらくぽっぽも本心ではめんまの幽霊がじんたんの家に住み着いているなんて信じてないと思うんです。なら、なぜ? じんたんのひたむきな思いに惹かれて、なんでしょうね。きっと。



かっけーんすよ、じんたんは』ぽっぽはそう誇らしげに言いました。
ん……誰かに誇れるような友人はわたしにいたかな。わたしは誰かに誇りに思ってもらえるような友人かな。どうでしょう。よくわかんないですね。
そういう友人を得るには、まず自分がそう思われる友人にならなきゃならない、のかな。ふむ。




あの頃とかわらない』あなるはうれしそうにほほえみました。三つ子の魂百までとは言うものの、普通に話していてわかるほどに子供の頃からまったく変わらないケースは希だと思うんです。それはじんたん以外の全員を見てもわかるでしょう。
これって悪く言えば成長していない……になっちゃうかもだけど、やさしさがまったくかわらないのはステキなことですよね。きっと。



で。その、かっこよくやさしいじんたんによる自らの経験から語る登校拒否のおそろしさが、今回の最大の見所だったかもしれません。



いいか安城。学校ってのはな、一度休み出すと面倒なことになるぞ。最初の一歩は気楽なんだ。一日くらい休んだってなにもかわらねえ。だけどな、かわらねえからもう一日もう一日って積み重なっていって、気がつけば──



その通り。経験者の言葉には重みと説得力があります。
だからね、自主性を尊重って言葉で放置はよくないんだよ。早めに戻れるようにしなきゃダメなんだよ。学校なんて行きたくなきゃ行かなくていい、って、それ極論なんだよ。もちろんいじめがあるとかそういう場合はまずそれを解決してからだけどさ。解決なんてしなくていい、とにかく行かなくていいんだってぜったい違うでしょうと……まあわたし院の方でいまカウンセリングを専門にやってることもあってそういう子たちに会ったり資料を見聞きする機会が多くて以下略ああもういいや。



いらいらすること思い出してキレそうだ。
だから最後にもう一つだけ。


めんまま、めっさこわかったです。



お姉ちゃん*1、仁太くんたちが、あなたのためにいろいろがんばってくれてるみたいよ……ふざけてるわね


こええ。


娘を殺したくせに*2』でしょうか。
娘をだしにして自分たちが楽しんでるだけじゃない』でしょうか。


では、また来週。
わたしはちょっと頭冷やしておきます。

*1:めんま

*2:まだ明らかになっていないものの、めんまの死には超平和バスターズが関わっていると匂わすところがちらほらあります