きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

GOSICK - ゴシック - 第11回『そのドリルは雄弁に愛を語る』


うん、今週のはわかりやすかった。
これはどう考えたって、奥さんが犯人だよね。
彼女の右腕に死者の描く鏡文字が浮かび上がってきた、ってその一点でもう自作自演としか……え、ちょっとちがうの?


え、彼女は左利きだから?
うん、まあそうだよね、それならわたしの言っていることと同じ……え。


左利きには鏡文字を自然に書ける人がいるから犯人?


……いいじゃん! 左利きだから右手に文字を書いた、ってそれだけで!!


まだまだヴィクトリカにはかないません。
ていうか、一生勝てるとは思えません。


さて、今回はグレヴィール警部の髪型の秘密が明らかにされた回でした。
とはいえ、前回にヴィクトリカが熱でうなされていたときの夢の内容で、大方の所はわかっていたんですけども。


ヴィクトリカがまだお城の中の牢に幽閉されていた頃のお話。
グレヴィールは殺人犯の疑いをかけられたジャクリーヌを救うために、ヴィクトリカの知恵を借りることにしました。
他人と接する機会のほとんどなかった彼女は、彼がジャクリーヌに対して抱く『愛』という未知の感情に、強く興味を引かれてこう言います。


愛するジャクリーヌのために、今後ずっとドリル型の奇抜でみっともない髪型で暮らしていくことができるか?



答えはいまさら言うまでもありません。
そして、彼の立場を考えてみても、そんな約束はすぐに反故にすることができたはず。
でも、それをせずにいまも奇抜なヘアスタイルを続けているのは、一つはジャクリーヌへの思いをウソだと言わせないため、もう一つは、このような辱めを自分に与えているヴィクトリカへの意趣返しのため。


そうです。嘲笑の対象でしかない滑稽な髪型をいつまでも見せつけていることで『愛の試し方さえ知らない哀れな灰色狼』に、誰にも愛されず、誰も愛することのできない惨めな妹に、その思いを常に忘れさせずにおくことができるのです。


だけどさ。
そういう彼女「だった」のは誰のせいよ。
あんたや、あんたの父親のせいでしょ!? なに逆恨みしてんのよ。 そのくらいで済んで、自分じゃできなかったことを助けてもらって、それでなに? 



おまえには心がない


だと?
ふざけんなボケ!!


ふう。
ん。理由はどうあれね、それは確かに事実だったかもしれない。
牢に幽閉されていた頃は、植物園で一人本を読んでいた頃は、知恵のある人形に過ぎなかったのかもしれない。


だけどいまの彼女は違う。
「心がない」と言われることを厭う姿を見ただけでもきっとグレヴィールにはそれがわかっているはず。



もう、人形じゃないって。
誰かを愛し、誰かに愛される、心優しい少女なんだって。



そんなところで、週刊ヴィクトリカは来週へと続きます。
がんばれくじょー! 彼女を支えられるのはキミだけだ!!


……てか、昔の警部は鬼かっこいいな!