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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

F1第19戦アブダビGP決勝

今季最終戦アブダビGPは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・レーシングセバスチャン・ベッテル(23歳:ドイツ)がみごと緊張のレースを制し、大逆転で2010年のシリーズ・チャンピオンに輝いた。
ブラジルに続く連勝で今季5勝目、自身通算10勝目。
またベッテルはこれまでのハミルトンの記録を抜き、史上初最年少F1チャンピオンの記録を書き換えた。

ベッテル(レッドブル)優勝!、史上初最年少チャンピオンに: FMotorsports F1


まずは、セバスチャン・ベッテルにおめでとう。
最終戦までもつれ込み激しい争いとなったチャンピオンシップの栄冠は、最年少F1ワールドチャンピオンの記録更新と共に、彼の頭上に輝くこととなりました。



一方、ポイントトップで楽々にチャンピオンを獲得すると思われていた、フェラーリのアロンソと、マクラーレンのハミルトン*1の両チャンピオン候補は、戦ってもまったく得る物のないまさかのダークホースに翻弄され続け、チャンピオンシップの夢を無残にも打ち砕かれた上で、最終戦を終えました。


このレースをずっと支配続けてきたのは、トップを独走していたベッテルと、前述したチャンピオンシップとは無関係のはずのルノーの二台です。最初から最後まで、つねにアロンソとハミルトンの前には、黄色いルノーのマシンが立ちはだかっていました。


クビサが二位を走り続けたままタイヤ交換義務*2のピットインをレース終了直前まで遅らせて、三位を走っていたハミルトンの優勝を阻んだかと思えば*3、次はルノーが二台並んでアロンソの前を最後まで走り続けて、ベッテルがこのレースで優勝しても4位以内に入ればワールドチャンピオンになれたはずのアロンソにも通せんぼし続けていました。


うん、アロンソの気持ちはよくわかります


俺たちはチャンピオン争いをやってるんだ。普通そんな場面で邪魔をしないだろ?


言いたい気持ちはよくわかる。だけど、これは甘かった。甘すぎた
わかります。終盤のチャンピオン争いになるとだいたいそうなります。紳士協定と言うと大げさかもしれない。でも、そんな言葉に出さない約束のようなことはあるんだと思います。昨シーズンもそうでした。なるべくチャンピオン候補はには譲ろう、みたいなね。


だけど、今回のルノーはそれを完全に無視していました。


「そんな協定なんかないよ、なに馴れ合いしようとしてるの?


とでも言いたげな、容赦なくアロンソを弄ぶようなマイペースで空気を読まないレースを二台が二台ともゴールするまで続けていたのです。


わたしも正直言えば、そんなことしなくてもと思ったし、ルノーに好感を抱けるレースじゃありませんでした。
クビサは前にもピット出口で並んでいるクルマの順位を無視して割り込んだりもしてたし、さらに好きじゃなくなったのは確かです。


でも、だめだよアロンソ
仮にも現役最強と目される元チャンピオンが「なんで俺様を抜かさせなかったんだ」ってルノーに文句言っちゃ。
中指を立てて抗議……というよりもう侮辱だよね、あれはだめだよ。この件でアロンソに味方しようってひとも離れちゃうよ。



そういえばこれ、来年が心配でもあり、楽しみでもありますね。
もしルノーが来期にチャンピオン争いに加わるようなことがあったとしたら、他のドライバーが、特に気性の荒いアロンソなどは黙ってないでしょう。全力で妨害をかけてくるようになるんじゃないでしょうか。


ファンとしてはその方がおもしろい、と言えないこともないか。


昔はともかく、いまの若いひとたちだと*4、こういう言葉や文書にしていない約束事を嫌うひとが少なくないですよね。そう考えると、ルノーのやったことは賞賛に値すると思うひとが多いのかもしれないなぁ。


うん、実に気にくわないけど、文句を言われる筋じゃないというのは正しいんですよね。


さぁて、来年はどうなりますかねえ。


アブダビでのレース結果はこちら
シリーズポイントの順位はこちら


可夢偉くんシリーズ12位ですね。真ん中だ。よくやったよくやった。

*1:彼の場合はルノーがいなくてもチャンピオンになれる可能性は著しく低いのは確かでしたが

*2:レース中一度は必ずタイヤ交換をしなくてはならない

*3:クビサが退いたときにはもうベッテルには届かないほど後方に追いやられていた

*4:言っておきますがわたしもメチャ若いので