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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

狂い咲きサンダーロード

映画

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とにかく主人公がバカすぎます。


狂犬のようと言い換えるにはイヌに気の毒だと思うほどにバカ。猪突猛進と言い換えたりしたら全日本イノシシ連合会から猛クレームが届きそうなほどにバカ。


あからさまに多勢に無勢であるのに見境無くケンカを売りまくり、あわや殺されそうになったところを政治結社に救われて、そこが助けてくれたから匿ってくれているから今の自分があることも理解できず、結社を脱してまたぞろ街の暴走族にケンカを売り始める。
そして、ついにはバイクに乗れない身体にまでされてしまう……。


ここまでまったく共感のできない映画って珍しいです。まさにバカの見本市


……と、最低の最低な評価で終わると、映画の終盤直前まで思っていたんです、が。


映画のラストシーンでかなり考えがかわりました。
最後の抗争を終え、バイクに乗れない身体にされたはずなのに、それでもなおムリにまたがって、走り去っていく背中。もうブレーキを握れない、踏めない身体なのに……。


かなり、グッとくるものがありました。
相手見てケンカ売るなんて一番みっともないもんね。
バカだとは思うけど、最後まで間違いなくツッパリ通したんだよね、このひとは。


そして、エンドロール。


思ったことは、何にも残ってない。に尽きます。


や、映画の内容が薄いとか、そういう話じゃないんです。
様々なドラマが矢継ぎ早に繰り広げられてきて劇的なエンディングまで迎えたというのに、映画の中の世界では、何も残ってないんです。ただ無意味に壊し合い殺し合って、それがすべて、のような。


死んでしまったひとも、生き残ったひとも、事件のあとに何も得たものがない。守れたものがない。


なんとも空虚な感覚でした。


トータルで見れば、評判通りにすごい映画だと思います。
いろいろ言いましたが、見て損した気分にはなりませんでしたね。