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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

ケータイも無いしインターネットも無い時代

大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)天藤 真

東京創元社 2000-07
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おすすめ平均 star
star楽しくスカッと読めるエンタテインメント傑作
star1/2
star柳川とし子刀自と戦後の時代

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おもしろかったです〜〜!


これは1978年発表で翌79年に日本推理作家協会賞を受賞した名作です。
さすがに自分が生まれる前の作品でもありますし、そもそもミステリってほとんど読んだことがないのも相まって、つい最近まで全く知らないお話でした。
最初は大学へ向かう電車や教習所の待ち時間など、空いた時間を使ってぺらぺらと読んでいたんですが、途中からもう夢中になって‥‥あはは。時間もないのに続きを読みたくてたまらなくなるくらいにはまっちゃって、夕食の買い物もさぼってレトルトで済ませてしまった日もあったっけ。許せ、父よ兄よ。


それはともかく。
タイトル通りにスケールの大きいまさに誘拐です。
きっと後悔しません。ぜひ読んでみてください。

刑務所を出たばかりの三人が、工夫に工夫を重ねてようやく建てた誘拐計画は実は穴だらけ。それでもやる気だけは誰にも負けない彼らの幸運と努力が実を結び、奇跡的に標的とした大金持ちのおばあさんの誘拐に成功する。


計画通りだ。これで身代金5000万円はいただきだ!


そんな上機嫌で車を飛ばす犯人達の背中に冷や水を浴びせたのは、後部座席に寝かせてある老いた小さな人質だった。


──あんたらのアジトは近場の都会でっしゃろ? そこにここ数ヶ月の間に越してきた正体不明の連中‥‥警察は簡単に目星をつけますやろなぁ。


あかんわ。素人のばあさんに読めることが警察に読めんわけない。
このままアジトへ帰ったら終わりや。


ならどうする。ここで諦めるのか? そんなわけにいくか!
考えろ考えろ考えろ。絶対に道はあるはずだ‥‥。


そうだ! これなら‥‥おばあちゃん、協力してもらうで!


ここから大誘拐の幕が開ける‥‥。


ん。天藤真先生の小説は他のも読んでみよう。