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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

アイ・アム・レジェンド

「すごい感動しました!」
「もう最高です!」
「久々に泣けました!」


と、たった今映画館から出てきたところをたまたま待ちかまえていた映画関係者にインタビューされて本音で語っちゃったのを装ったCM風に言うと、


「ころっとだまされました」


とでも、なりましょうか。
忙しいところを時間を割いて『アイ・アム・レジェンド』を観てきました。


テレビCMを見てこの内容を想像できたひとは誰もいないんじゃないか。こんな内容を期待していたひとも、決して多くは無かったんじゃないか。そんな思いが最後まで消えなかった映画です。


まあ、それでも、前半はよかったんです。
誰もいない世界で、DVDの映画を見ることに時間を費やす毎日。話し相手と言えば、愛犬とDVDショップに持ち込んだマネキンだけ。ショップの店員に見立てたマネキンに「もうここまで観たよ」とか店の客に見立てたマネキンを差して「あの壁際の客が美人だね」とか、こっけいな姿がとても悲しいです。
そして、映画の舞台となっているニューヨークの廃墟もいいです。
ひとの居ない都市って、なぜかこわいですね。でも同時に、不思議と美しいんです。ここはもう、文句なし。これ、ぜんぶCG? すごいよね。


んー。まだ上映中だし、あんまり具体的な内容につっこむのはやめよ。


結論を言えば、正直なところ、わたしはあまり評価できる映画じゃないと思います。
テレビCMのうまさだけは、高評価ですが‥‥。
消化し切れていない伏線や、なんでそうなってるんだと最後まで思わせてしまう説明不足さも多いし、おまけに時間の配分にも疑問があります。
100分の映画で90分まで盛り上げに盛り上げて、最後のたった10分で駆け足に風呂敷をたたもうとしてたたみきれずに残してしまったような。


そして、この映画を観たひとは、最後にみんな思うんじゃないかな。


アイ・アム?