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きわめて一般的な日常

きわめて一般的な日常を綴っていたはずなのですが、いつのまにかアニメやゲームの話ばかりになっていました

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第12回『ネトゲの嫁は女の子なんですよ!』

アニメ

ネトゲ部は諦めない。
再び砦を奪還したあと、またそれを奪いに来るバレンシュタインを迎え撃つために、万全の準備を整えていた。

果たして、彼らはやってきた。
アレイキャッツは猫姫親衛隊とともに、砦を守り抜くことができるのか。




うん、まあ、守り抜いたんですけどね

各人が各人にできる範囲で、仲間と砦を守るために特攻にも等しいムチャな攻撃を繰り返し、一人、また一人と敵の人数を削っていくところなど、まさに感動もの。

ラストバトルのマスターによる『ユグドラシルのしずく*1』連打など、涙なくしては語れない友情の物語です。

いや、実際ね、気持ちを通じさせるのはお金ですよ。
これは気持ちがお金で買えるっていうのとはまるで違うので注意ですよ。


……そういやこれ、文化祭の出し物だったんですよね。
放送時間のほとんどをネトゲウォーに費やされていたもので、すっかり忘れていました。

そうですね。
ネトゲを通じて、楽しいのはネトゲだけじゃないと知った亜子たちの姿を見て、どんな内容の部活だって、ぜったいにやっておくべきだと思うのよ。
いま中高生の人。帰宅部だけはやめといたほうがいいよ、いつか後悔するから



こんな青春の1ページだって部活があってこそニャ!!


ん。スタッフの皆様お疲れ様でした。
とってもとっても楽しく毎週ニヤニヤしながら見ておりましたですぞ。
これからもステキな作品をどうぞ作り続けて下さいませ。

*1:エリクサーみたいなもんでしょうねえ

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第11回『他人任せで勝てると思った?』

アニメ

ネトゲ部の文化祭展示としてのLA攻城戦勝利のために、一同は対人最強ギルド<バレンシュタイン>との同盟を結ぶ事に成功する。
しかしそれは、バレンシュタインによる罠 ── 彼らにとっては単なる一つの余興のため ── だった。

ネトゲ部のギルド<アレイキャッツ>に協力し、小さな砦を彼らのものとした瞬間に裏切りを働き、砦もバレンシュタインのものとする。
そこまで考えての“同盟”だったのだ




いやしかし、みんな冷静ですよね。
見事なまでに裏切られて騙されて殺されて、それでも平然としてるんだもの。
これが今の子たちなんですかねえ。
わたしだったらもうブチ切れて悪口雑言並べ立てて……それこそ連中の思い通りか。

猫姫さんがかろうじて教師としてのショックを受けていてくれたところに少しだけ感銘を受けました。


そうも感じたけどさ、でもね、ルシアンたちって、いつだって前向きなんだよね。

騙されてショックじゃない筈がないんだよ
裏切られて傷つかないはずないんだよ

自分を裏切った相手と握手をした右手が、腹立たしく恥ずかしく悔しくないはずがない。

とっても怖いけど、また、誰かと縁を結ぶために右手を差し出すんだよ。
それが、アレイキャッツのみんななんだ。

ゲームは楽しむためにやるもの。
勝敗やそこまでのやりとりの中で、結果的に誰かを傷つけることはあっても仕方がないかもしれない。

が。
目的がそれだったりするのって、悲しいよね。


かくして、猫姫親衛隊とTMWの助力を得て、文化祭前の最後の攻城戦に挑まんとするアレイキャッツの面々なのでした。


どうでもいいけど、依頼人を裏切る傭兵団なんてすぐ仕事なくなりますよねぇ?



△▼△

以下はわたしの乏しい対人経験から得たネトゲ論です。
読み飛ばしてもらって構いません

身も蓋もない。
MMORPGの対人戦はたいていそんなものです。

対人最強ギルドと謳われるバレンシュタインと事を構えることになったネトゲ部ギルドのアレイキャッツも、その言葉通りに一瞬で蹴散らされることになりました。

そもそも、MMORPGにおける対人スキルはいわゆる『プレイヤースキル』のみならず*1、大型の強力なモンスターと戦う能力を犠牲にすることで調整している小技に特化した*2『キャラクタースキル(ステータス)』が加わることで、慣れた人間には初心者は絶対にかなわない図式が完成します。


そして、対人スキルの強い連中は、決して低くない確率で性格がねじ曲がっています。

戦って勝つ。強かったから勝った。勝ったからうれしい。

そこまではいいでしょう。当然でしょう、わかります。
でも連中はそれで収まりません。

対人さえ強ければなにをやってもいい

思い上がりも甚だしい勘違い丸出し……のように見えて、その実、半分はその通りであることは否めないんですよね。そういうルールの世界なわけですから。

UltimaOnlineと言うゲームをご存じでしょうか。
プレイしたことはなくても名前くらいは知ってる人は多いでしょう。
このゲームはまさにそれが原因で滅んだゲームです*3

あまりに人殺しや泥棒、詐欺師が蔓延したために、今まで通りのやり放題世界と、他キャラクターへのネガティブアクションを禁止した新しい世界を作って棲み分けることで、とりあえずの延命を図ったゲームです。


旧世界*4でやりすぎた(自覚のない)連中は口を揃えてこう言います。


悪人のいない世界なんてリアルじゃないだろ


なるほど、それはその通り。
ただ、彼らは大きな勘違いをしているんです。


悪人しかいない世界のどこがリアルだ


わたしはそう言いたい。
NPC以外誰も信用できないんですよ、ホント。
そこまでひどいことになったんです。今も昔もどんな分野でもやりすぎれば規制が入るのが世の常です。

『悪人もいる、善人もいる、リアルな世界』だったはずのUOは、どんどんプレイヤー人口は減り、いまや誰の助けも借りずに一人で遊べる普通の過疎ネトゲとなってこの世界の片隅で細々と続いているのです。


いつかどこかでこれ言いたかったんですよね
ちょうどいい機会だったので。はい。

*1:最大の要素はここですが

*2:会長が言っていた『呪文詠唱を妨害する』ことなどはこれに含まれます

*3:一応サービスは続いてますよ、念のため

*4:フェルッカ

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第09回『お泊まりしたら仲良くなれると思った?』

アニメ

夏休みの宿題をまったくやっていないと胸を張る亜子の始末を兼ねたお泊まり会のために、四人は会長の家に集合した。ただし、女の子ばかりのお泊まり会にまさかルシアンが参加するわけにもいかない。

代わりにやってきたのは、事もあろうにリア充クイーンの秋山奈々子だった




この秋山さんってさぁ、ホントにリア充っぽいんだよね。
学級ヒエラルキー最上位ってイメージなんだよね。

なんていうかな、低位のオタの卑屈な態度を意にも介さず*1、同格*2の友達*3として悪気のカケラも無い笑顔*4で気安げ*5に接してくるところ?


わたしにも経験があります。要するに信じられないんですよ。


こんな天上人が自分のような虫けらを対等に扱ってくれるなんて!


ええ、卑屈なんでしょう。匹婦の愚物なんでしょう。
見下げ果てた天の邪鬼なんでしょう。

でもだって……それまでそんな扱いを受けてきたんだもの!
しょうがないじゃない!*6


△▼△


そんなわけで、今回はルシアンの出番は(ほぼ)まったく無し。
女の子だけでキャッキャウフフのぽろりもあるよ回でした。

恐怖の見どころは、リアルとゲームの区別がついていない半ば頭がおかしいと思っていた*7亜子の態度が実は女の子として筋道が通っているのではないか?? そう感じさせるものだったこと、でしょうか。

根っこの部分で繋がりのあるネトゲ部の二人だけならまだしも、再三言っているヒエラルキートップの奈々子にまで思わせてしまう説得力のある亜子の天然の一言こそは、ガチのみが身に纏っている狂気と背中合わせの真実味と評さずにはいられません。


リアルのダンナがゲームで他の女と結婚するなんて浮気だ

ならば。



ゲームのダンナがリアルで他の女の仲良くするのも浮気だ

もまた真実ではないのか。



敢えて全てを言葉にすると、かえってどうともない一言が、亜子の深淵を覗いたものにだけは違ったものに見える……深淵を覗くものは、また深淵に覗かれているのだ。ぶるぶるこわいよママン!!


そんな感じ。
やっぱ、ホンモノって良きにつけ悪しきにつけ強いですよ。
コワいですよ。


いや、ホントに

*1:に見える

*2:に見える

*3:に見える

*4:に見える

*5:に見える

*6:たいていはトップからではなく一つか二つ上の階層からですけどね。その上とはほとんど接点が無い

*7:ひどい